スポーツアシスト・ホシノではおなじみだったシューズマスター・野村さんの本が出ました。野村さんは私が店舗でお客様にお伝えしていたランニングシューズの選び方&履き方の理論の原典となるお一人です。
店ではランニングシューズ購入の方にシューズの履き方やシューレースの締め方を指導していましたが、店を閉めた今はなかなかお伝えする機会がありません。
乱暴な言い方ですが、ランニングというスポーツは前に進む動作だけの単純なスポーツです。主な球技などにある左右の踏ん張りはランニングにおいてはあまり必要ありません。というか左右に踏ん張っては前に進まないので悪い走り方ということになります。
この単純なスポーツでありながら、左右のブレによるけがや故障が多いのも事実です。身近なランニング仲間にも膝や股関節、足部に故障を抱えている方も多いでしょう。
一言で言ってしまうと、シューズの選び方&履き方がまず間違っていて、そこからいろいろなトラブルが始まっています。
ほとんどのスポーツショップでは正しい選び方&履き方を伝えずにお客様であるランナーに迎合した販売となっているようです。
シューズマスター野村さんの本を読んでもう一度ランニングシューズの選び方&履き方を理解してください。
「速くケガなく走りたいなら正しくランニングシューズを選びなさい」 野村憲男著 日東書院 1300円+税
で購入できます。
今までランニングおける故障はフォームによるものと思っていましたが、シュ−ズも影響することを知り、今まで安易にシュ−ズを選んでいた事を反省しています。
山下様
コメントありがとうございます。
どんなに良いシューズでも正しいサイズと正しい履き方で走らなければ速く、長く、楽に走ることはできません。また目的に合わせたシューズ選びも重要です。レベルが上がるととかく薄いレーシングシューズを履きたがりますが、スピードや目的で厚底のシューズを選択する上級者やトップ選手も増えてきました。サイズ選び&正しい履き方は故障を防ぎながら記録を伸ばすための基本です。