谷川岳 1977m

この春からマナスル山荘本館のマネージャー&料理長を務める山口です。今日も地元群馬の山の報告。

2月1日に谷川岳に登ってきました。

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この日の天気図。一週間前から予想図とにらめっこし、毎日予報値の変化をチェックしながら、この日は「穏やかな晴天」と読んで谷川岳登山を決定しました。

移動性高気圧の背後より接近する低気圧の影響で空気中の水蒸気量は多く、遠くまですっきり見渡せる乾いた晴天ではありませんでしたが、冬山らしからぬ温かく穏やかな天候でした。

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谷川岳ロープウェーを利用し、天神尾根を登高。

先行者のトレースを遠慮なく使わせていただき楽に高度を稼ぎます。

表面の雪に隠された大きめの亀裂に何度かはまり、足を取られながらも山頂へ到着。

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スキーやボードを担ぎ上げている方も多く、我々も「持ってくればよかった」と思ってしまいます。以前は雪山へ板を持たずに登ることは考えられませんでした。

そのままオキの耳へ移動。

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FBで「かっこいい!」と評判の同行した原澤さんの写真、この日誕生日でした。

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同じく私のFBカバー写真となった一枚。

たくさん「いいね」をいただきました、ありがとうございます。

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再びトマの耳に戻り、西黒尾根方面に斜面をちょこっと下りたところに風もなく、日当たりも良く、 眺めも良く、誰もいない場所を見つけ昼食。

冬山の山頂で寒さに凍えることなくのんびり昼食を調理して食べられる日ははなかなかなありません。

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今回は好天を確信して登ったので調理メニューを用意。

「サラスパのガーリックトマトソース」

サラスパ200gを約600mlのお湯でゆでてお湯切し、マッシュルームスライス(水煮)、ポーションのパスタソース8ペペロンチーノ)、ガーリックバター(チューブ)、ガーリックチップ、ベーコンビッツ、トマトソース(味のないタイプ)をあえて出来上がり。

パスタは意外と水を使わず調理できるので山では重宝します。最近は早ゆでタイプも出回っていて有効利用しない手はありません。

味付けのポイントはトマトソースに味をつけずにパスタソースで味を調えること。パスタのゆで加減は固め、湯切りは大雑把で、トマトソースを混ぜて少し煮詰めてゆで具合を調整すると上手に仕上がります。ロールパンで食器をぬぐって食べれば、食べ終わる頃には食器もきれいになります。

写真にはないですがコーヒーもドリップして楽しみました。HARIOのフィルターで濃い目に落としてゆっくり味わう。雪山の山頂に立った興奮を程よく自分の中に落とし込んでくれます。

山の上で楽しむコーヒー、登山を楽しむ方の色々な思いが体の中にゆっくり沁み込んでいく大切な飲み物です。マナスル山荘本館でもどんなコーヒーを提供しようかいろいろ悩んでいましたが、なんとなく形が見えてきました。

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まだ日が高く時間の余裕はありますが下山を開始。冬山らしからぬ穏やかな楽しい一日でした。

 

谷川岳は冬の季節風がまともに当たる日本有数の豪雪エリアにそびえる山岳です。深い雪に負けぬ体力を持ち、雪山装備を整え、雪の状況を把握し、天候の変化を読めて登ることのできる厳しい山です。

ゴンドラで冬でも簡単に登れてしまうイメージがありますが、それはいろいろな条件が重なった時だけ。安易に登ることのないよう十分な準備をお願いします。

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