久しぶりのスキーは谷川岳

さあ、間もなくですね。マナスル山荘を4月1日に引き継ぎ、GWの新規開店に向けての準備が大詰めです。

3月8、9日にマナスル山荘本館を訪ね、少しでも準備をと思いましたが、あまりの雪の多さに自宅でできることを進めようと下山してきました。

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築50年と年数がかなり経過した建物なので、新規開店に向けて外装や内装のリフォームの準備を現地でしたいところでした。が、これでは外壁の寸法や下地の状態を見ることができませんし、屋根雪が何時落ちてくるのか心配で落ち着いて作業ができません。

なので、自宅でランチや宿泊者の食事メニューのレシピ、原価計算、宿泊料金や新年度の企画などを作っています。新年度は特別宿泊料金を準備していますでお楽しみにしてください。宿泊料金をチェック!!

ということで、この週末がぽっかり空いてしまったので谷川岳に登ってきました。せっかくだから、スキーをもって天神尾根を滑って降りることにしました。久しぶりの山スキーです。

長野県の大町に住んでいたころは雪山には必ず山スキーで出かけていました。雪山で滑れる斜面が目の前に広がっているのに歩いて下山するなんてもったいない!!と思っていたものです。

で、前日の天候チェック。天気図はいつのもの日本気象協会・過去の天気図より。

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これは昨日の天気図ですが、前日15日に発表された予想図にも日本海の低気圧が16日の日中、前線を伴って本州上を通過する解析でした。前日の天気予報も水上は午後3時より風向きが変わり降雨の予想です。

天気がもつのは16日昼まで、午後3時ころには山頂付近は風向きが変わり吹雪になるかも。寒冷前線接近の気象サインに十分注意して行動、山頂付近でのワイトアウトだけは回避。という判断で登山を実施することにしました。

天神平まで谷川岳ロープウェーで移動し、登山開始。腕まくりの手袋無しで行動できるくらいの陽気です。上空は青空が広がり春のポカポカ陽気を思わせる天気ですが油断は禁物、寒冷前線が刻々と北西から近づいています。

2月1日に登った時よりも積雪量はかなり増えていて、トレースも固く締まりアイゼンがよく効きます。

天狗のたまり場手前の雪稜でスノーボードのグループに追いつきました。このグループが酷い!マナーがない!追いついた登山者に気づくも、道を譲ることもなく平然とルート上に立ち止まって休んでいる。いらいらした登山者は強引に追い越していきましたがグループのリーダーからも一言もなし。雪山のトレースは夏山の登山道と同じようには語れませんが、山頂まで続くトレースを譲り合って「お互いさま」の気持ちで歩けないのでしょうか?

「登山パーティのリーダーなら前後にいる一緒に登っている他の登山者の動向も気にしながら道を譲る、先に行くなどの判断をしてほしい」と一言伝えましたが、どうも気にもなっていない様子。「自分たちだけ良ければそれでいい」という気持ちは山でも絶対にダメだということをマナスル山荘本館からも常に発信していきたいですね。

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スキーで滑降する私と原澤さんはスキーブーツ+アイゼンで登山。雪と岩のミックスでは無理ですが、ずっと雪の上を歩くルートならスキーブーツは見た目以上に歩きやすいものです。

CIMG7034すでに北西の空には雲が広がり始め、風も強くなってきました。

トマの耳からオキの耳へ移動、山頂でこんなこともしちゃいました(FBの見られる方だけですが)。

【オキの耳山頂のフォーチュンクッキー】投稿 by 山口 信吉.

谷川岳山頂はその位置する地理上の特性で冬は特に北よりの季節風が強く吹く場所です。山荘の建つ谷川岳の肩で休憩する登山者が多いですが、そんな風の吹きまくる場所よりも、私はいつも西黒尾根方面に雪稜を乗り越えたところの日当たりのいいフラットな雪の斜面で休憩しています。

今回は前線の接近がもうそこまで迫っているのでおにぎりと行動食で簡単に昼食を済ませてすぐに下山です。熊穴沢の避難小屋で改めて温かいものを食べましょう。CIMG7051 CIMG7055 CIMG7059上部の雪原をすべるのは3年ぶりくらいでしょうか?その時は4月だったので途中で雪は途切れていましたが、今日はゲレンデの最下部まで滑り降りていけそうです。

CIMG7061女性二人は歩いて下山。雪があるのに歩いて降りるなんてなんてもったいない!

山スキーはキロの行動時間が大幅に短縮できるので山の行動範囲がメチャクチャ広がります。それ以上に山頂から滑り降りるのは本当に楽しい。・・・・といいたいところですが、このところまともにスキーをしていないので、滑りながらも頭をひねるばかり。イメージと動作が全くシンクロしません!スキー場でもっと練習しなくてはいけませんね。来シーズンは入笠山にある富士見パノラマリゾートでしっかり練習するぞ!!

熊穴沢の避難小屋に14:00頃到着、そして昼ごはんの続き。天気が崩れる前にここまで降りられたてホッとしました。昼食の後にはまた素晴らしい?パフォーマンスが見られました。

ヘビーローテーション→投稿 by 山口 信吉.

ここで雪が舞い始め、ほどなく風も雪も強くなり山頂付近も見えなくなりました。前線の通過による天候の急変です。雲で山頂が見えなくなる前にまだ山頂付近にいる登山者が見えました。大丈夫だったでしょうか?天気の変わることはこの日はかなり明確でした。

気象に精通していなくて、前日発表の水上のこの日の天気予報が15:00から風向きが変わり晴れから雨に変わっているいることだけでもこの時間帯には山頂付近にいるべきではないと判断できるはずです。山の天気予報も4月からは詳しく状況説明していきたいと思いますのでぜひ勉強してください。

のマナー、山スキー、山岳気象、といろいろな課題が見つかった今回の登山ですが、一番痛かったのは帰りの高速道路の大渋滞でした。

運転手さん、お疲れ様でした。

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