薪ストーブ始動です
入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。
今朝6:00の気温は8℃でしたが、日中もあまり気温が上がらず10℃を少し超えるくらい。風が冷たく、気温以上に肌寒い一日でした。
たまらず、薪ストーブに火を入れました。
本格的に冬の準備を始めないといけませんね、来週は薪割りです。
週末を除くと、比較的自分の時間が作れるようになったので、走ったり山頂へ行ったりしていますが、やはり秋は読書ですね。
「岳人10月号」
モンベルのグループ会社の発行になってから、初めて手にしました。読み物が多くなって、読んでいてとても楽しい。
山を書ける若い人たちが生まれてくる雑誌になってくれるといいですね。山の用具紹介の雑誌にならなくて良かったと思いました。
「沙羅沙羅越え」風野真知雄著
富山城主の佐々成政が冬の立山を越えて、徳川家康に会いに行くエピソードを主題にした歴史小説。私は、針ノ木小屋に長くいたので、佐々成政の冬の立山越えは割りと身近な物語でした。どのルートを通ったかは幾つか説があって、針ノ木谷や鍬崎山には佐々成政の埋蔵金伝説も残っています。
冬の立山越えのエピソードばかりが先行していて、成政という人についてはあまり知らなかったものですから、とても興味深く読むことができました。
今、読みかけの本は
言わずと知れた、半沢直樹が登場する企業小説。
富士見図書館の棚に残っていたので、すかさず借りてきました。
池井戸潤の小説は、読み始めるとどれも止まらないですね。ちょうど半分読み終えましたので、後半は一気に行きそうです。今週末は寝不足覚悟で。
いつも手元において、暇があると開いているのは
BRUTUSアウトドア大全
その中のヒュッテガイド。やりたいことで選ぶ山小屋案内。
掲載されている山小屋は、どこもオリジナルな魅力があって、その絞り込んだ魅力を、徹底して登山者に主張しています。
マナスル山荘本館の魅力は何でしょう?ページをめくりながらいろいろ考えてしまいます。このような特集に載せていただけるように頑張りましょう!
午後、山頂へ行ってきました。雲が多く、彩りの少ない景色でしたが、山頂に立つのは気持ちが良いですね。
明日は移動性の高気圧に覆われて、気持ちのいい日になりそうです。