あっという間に、腰までの雪になりました(12/17)
入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。
948hpaまで発達した北海道の低気圧。
ほぼ同じ時刻の衛星赤外画像。(画像はどちらもtenki.jpより)
筋状の雲が大陸に近いところから発生しているのは、寒気が強い証拠。その上、太平洋まで筋状の雲が伸びています。日本海のシアーラインによる対流雲もクッキリ。この状況での入笠山は、一日吹雪いていました。
昨夜から降り続いた雪は平均して膝くらい、吹き溜まりでは腰まで積もっていました。今日も荷揚げに2往復の歩荷をしたのですが、1時間前に通ったスノーシューの跡が全く見えなくなる状態。風で飛ばされた雪があっという間に足跡を消していきます。
ということで、山頂へのルートもまだ未確認ですが、スノーシューパラダイスの入笠山になったのは確か。しかもサラサラのパウダーです。今週末はスノーシューを持っておでかけくださいね。マナスル山荘本館でもレンタルを用意していますよ、おすすめコースもお教えします。
山頂までのルート状況は、改めてお伝えしたいと思います。
夕暮れ時に、散歩に出かけたウニが帰ってきません。暗くなってきたので、ライトを持って吹雪の中捜索に出かけ、ウニの行きそうなところを一周りしたら・・・いました。あまりの新雪に、雪の斜面を登れなくなって途方に暮れていました。無事に救出できて本当に良かったです。