経ヶ岳バーティカルを走ってきました(5/22)
入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。
昨日5月21日は経ヶ岳バーティカルリミットでした。
簡単に言うと、中央アルプス北端の経ヶ岳山頂(2296m)を往復するトレイルランニングのレース。昨年の第1回大会は山頂を往復する21kmロングを走りましたが、今年の第2回大会はちょっと遠慮して12kmショートを走りました。ショートは4合目折り返しです。
冬は山荘の歩荷で鍛えた足ですが、山を走るとなるとちょっと具合が違います。足の筋肉を使い果たして1:31の31位でフィニッシュしました。最大心拍キープくらいの無茶なペース(その割にスピードは無い)で走ってしまい、12kmショートだからなんとかなったものの、足のダメージはかなりひどく今日は筋肉痛です。
経ヶ岳のこのレースは スカイランニングと呼ばれ、標高2000m以上の急峻な山岳を駆けるスポーツのことを指します。私は登山出身なので山頂を往復するレースに惹かれます。経ヶ岳は伊那谷をはさんですぐ隣の山。そこで行われるスカイレース、しかも「北信濃トレイルフリークス」がプロデュースのトレイルレースなので応援しないわけにはいきません。

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山荘の経ヶ岳バーティカル宿泊プランに参加されたお客様と一緒に走りました。

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ロングに参加した神奈川県の消防士さん。3:20で完走、さすが毎日鍛えている身体です。次は木曽駒 JAPAN ALPS スカイレースだとか・・・。
経ヶ岳バーティカルリミットのもう一つの魅力は会場となる大芝公園。芝生の広がるスタートエリアはレースの前後ものんびり気持ちよく過ごせ、温泉も目の前。ほかのレースにはないくつろげる環境です。

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テント持参で参加する方も多くいました。家族で応援する姿も多く見られました。レースは過酷ですが、アットホームな雰囲気に包まれているこの大会のリピーターが多いのも肯けます。
ロングコースを走り切った選手の顔を見ていると達成感たっぷりの笑顔ばかりでなんだか羨ましい。来年はやっぱりロングを走ろうと思います。
Nobuyoshi Yamaguchiさん(@club_manaslu)が投稿した写真 –
恥ずかしながら私の完走証です。