新たな山小屋スタイルを (3/2)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

昨夜から南風が強くなり、朝までにかなりの雪を溶かしてしまったのですが、今朝は雨になり、雪を氷に固め始めています。明日以降はスノーシューよりもアイゼン。軽アイゼンよりチェーンスパイクが有効です。富士見パノラマゴンドラ駅から登山道に入るとすぐに凍結箇所が現れますから、歩き始める前にアイゼンやチェーンスパイクを装着してください。

そして、午後3時を過ぎたころから雨は雪に変わりました。

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2月から入笠山を訪れる方も増えて、週末はちょっとした混雑を感じるようになりました。緊急事態宣言が一部解除となり、春の山は賑やかになりそうな気配です。

緊急事態宣言がすべて解除になっても、山荘の利用方法は変わりません。いままでと同じように感染対策しながらの営業となります。

ランチでは5名以上のグループの立ち寄りが増えてきましたが、

  • ランチの館内利用は4名までとし、それ以上のグループは外でのご利用となります。
  • 混雑や密集と判断した場合は大人数のグループをお断りします。

少人数に分かれてのご利用もご遠慮ください。テーブル越しに大声で騒ぐ場面を何度も見てきたからです。

またご宿泊も、友人知人グループは4名まで。5名以上はご家族または、山岳ガイドやツアーコンダクターなどの根拠あるガイダンスでグループをまとめられるリーダーのいるグループだけです。

マスクや消毒用アルコールの使用も今までと変わらずにルールとしていきますので、↓の【2021冬 「新しい入笠山の生活様式」】をご確認のうえ、ご協力をよろしくお願いします。

そろそろGWからのグリーンシーズンの営業案内をオープンにしないといけないのですが、詳細をまだに詰め切れていません。冬の営業スタイルと同じような形態になると思います。料金も若干変動があるかもしれません。週末や特定日、平日で料金が変わりますが、これも今の冬のシーズンと一緒です。

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2020年4月の緊急事態宣言下の経営状況よりも、この冬12月~1月での経営ダメージは昨年を凌ぐ大きく厳しいものでした。残念ではありますが、2月末で山荘の存続のため大きな経営決断をしました。私の経営政策ミスであり、大きな失敗による犠牲を受け入れてくれた社員には本当に謝罪の言葉もありません。心より感謝いたします。ありがとうございました。

経営内容や体質を見直し、山荘の原点に戻って『商い』を続けていく決意であります。山小屋の枠から大きくはみ出す、山小屋らしからぬ山小屋を目指します。

その昔、槍ヶ岳山荘時代には『HOTEL』という空間やスタイルにあこがれていろいろと勉強しました。山の雑誌には目もくれず、ホテル業界の専門誌を荷揚げしては、ちょっとした時間を見つけては何度も読み漁っていました。カナダのリゾートホテルのキッチンで働いていた時には、「おもてなし」というあいまいなサービスではなく、本物の「ホスピタリティ」を目の当たりにし衝撃を受けました。

そんな経験をもっともっと、出し惜しみせずにマナスルにつぎ込んでいこうと思います。

原点回帰です。

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陽が登るように、動き始めますよ。

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新たな山小屋スタイルを (3/2)”へ1件のコメント

  1. 服部みか より:

    山口さん、コロナの影響で全ての山小屋皆さま、大変な思いをされていると思います。以前、一泊してお世話になりました。
    再来週、ランチでお邪魔したいと思っています。いつの日かまた宿泊して星空を眺めたいと思っています。頑張ってください。応援しています。

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