緊急事態宣言の解除の前に(3/18)
入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。
ウィンターシーズン期間 12月12日(土)〜2021年4月上旬
【3月の休館日】3/3、3/4、3/11、3/17,3/18、3/25、3/31
【4月の休館日】4/1、4/5~23(長期休館)
首都圏の1都3県で継続している緊急事態宣言が21日の期限で解除される方向です(解除前からご利用になる方の居住地などでのエリア制限はしていません)。
マナスル山荘本館では、解除後も今まで通りの「新しい入笠山の生活様式」に則った営業を継続します。
- マスクの着用
- 手洗いと手指の消毒
- 密集を避ける
また、普段の健康状態をご確認いただき、ご利用前の体調不良や発熱のある方は、ご利用をお控えくださいますようお願いいたします。

ワクチン接種が始まっても、感染者数が減っても継続すべき生活様式と認識しています。いちばん心配しているのは、「解除後は何してもOK」と勘違いして山に人が殺到すること。山荘では引き続き「不特定グループは4名まで」とさせていただきます。
5名以上はなぜダメなのか?
昨年の営業再開後から、不特定のグループはどうしても話し声が大きくなります。食事中もだんだん声が大きくなる、マスクや手指の消毒などをしなくなるなどの例を、昨年から不特定の方々が集まるグループではたくさん見てきました。また、そのたびに注意もしてきました。4名までならテーブルを話したり、間隔を空けたりと対応が何とかできるのですが、やはり声はだんだん大きくなる。
グループの威圧感も相まって、マナスルを信頼して来てくださったご家族や親しい小グループの皆様が不安を感じるようになります。
では、グループを少人数に分ければよいか?
これも受け入れられません。なぜなら、テーブル越しに離れたグループ間で大声で会話したり、移動して騒ぐからです。これも事例をたくさん見てきました。このようなグループには明確なリーダーが存在せず、まとまりのない集団になっていることが多いのも事実。
これからはお一人で、ご家族や本当に親しい間柄の少人数での山を楽しんでください。コロナ前から、SNSなどで集まったようなグループの山での大騒ぎには辟易していました。コロナ前からグループの山荘利用を制限しようと数年前から考えていました。
いろいろな人が、それぞれの山の楽しみを求めて集まる山小屋だからこそ、楽しみや空間・時間を過ごす気遣いをお願いしたいと思います。

お一人の宿泊も増えてきました。
ご夫婦や親しい間柄のペアのご利用も。マナスル山荘本館はお一人様でも個室対応です。自分だけの時間と空間を、安心して存分にお楽しみください。
2月に1人でお世話になりました。食事から何から何まで心地よく過ごすことができました。ありがとうございました。また伺いたいと思います。