「マナー」カテゴリーアーカイブ

夕食前の夕陽を見に行こう!(9/25)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

秋の紅葉が楽しみになってきました。日々、色づきが進んでいるような気がします。

『見ごろはいつですか?』と問い合わせがありますが・・・それは・・・あなたの登ってきたときが一番きれいな山です、その時々の美しさが山にはあるのです。

だってもうすでに・・・

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私の目にはこんなにきれいな紅葉が写っています。久しぶりにオリンパスXZ-2のアートフィルターを使用したので鮮やかですが、いえ、本当に私の目には色鮮やかな山の景色が見えているのです。

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実際はこんな感じですね、でもこの後どんな色に変化するかと思うと気分が高揚してしまうのです(紅葉とかけているのわかりました?)。

山の樹々の彩りを見るなら日の高い日中がいいですね。

さて、ここからが本題。

山荘の夕食は18:00からで、いまの日没が17:30ころ。

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山荘から約20分の車道歩きで、この夕陽が見えるスポットにたどり着きます。

17:00に山荘を出発⇒夕陽スポット17:30⇒18:00山荘に戻って夕食

という『夕食前の夕陽見学プラン』を組むことができます!これから日没時間は少しずつ早くなりますから出発時間もそれに合わせてください。山頂での夕陽は沈んだ後に一気に暗闇に包まれるので不安がありますが、このスポットなら車道歩きなので安心です。

夕食後は星を眺めたり、ナイトツアーズ(要予約、大人1名1000円)に参加したり。翌朝は日の出時間に合わせて雲海を眺めに。そうです、秋は雲海の季節なのです。

食事時間も夕陽や朝日を見に行く方に合わせることができますのでどうぞご相談ください、遅くなっても大丈夫ですがライトは必ず携行してください。山荘に宿泊者無料のライトも数個ご用意があります。

一度のご宿泊で2〜3回山頂に行く方はとっても多いです(飲み放題で山頂に全くいかない方も多いです)。時間帯出の山の変化を楽しめるのは宿泊される方の特権です、どうぞ入笠山をたっぷりお楽しみください。その時々のお楽しみスポットをお泊りの方にはお知らせしますね、お気軽にお尋ねください。

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山荘周辺に車中泊の方が時々見受けられますが、どうかご遠慮いただきたく存じます。不審な車は遠慮なく警察に通報いたします。

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先日もこんなこと↑がありました。私は入笠山に住所がある住人です。この山に住む人間にとって、車中泊の方は怪しい人以外の何物でもありません。あなたの家のすぐ横に見知らぬ車が止まって中に人がいたらどう思いますか?車中泊をしている方が思っている以上に周りの住人は不安に思っていることをお忘れなくどうぞ。

コハダと山頂へ(8/4)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

今日の午前中に時間を作って入笠山の山頂へ出かけました。目的はゴミ拾い。

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コハダも一緒です。

ここ数日の間にゴミ拾いをしてくださった登山者もいらしたと思います、ゴミは思ったほど多くありませんでした。

登山口に「クマ出没」の看板が設置されているのを見かけましたか?長野県の山にクマのいない山は無いでしょう、たぶん。入笠山にももちろんいます。そして、みなさんが思っているよりクマは多く存在していると思います、たぶん。

熊鈴はほとんど効果が無いと私は思っています。気休め程度か、それ以下かでしょう、たぶん。それよりも山頂などに食べ物を捨てたり、食べ物の容器やパッケージを捨てないことが熊鈴より重要だと思います、たぶん。

そして、犬を連れて山頂に行き、ルートに犬の臭いや気配を残すことも熊除けには有効なのだと思っています、たぶん。

ということで、山頂に行くときはコハダを同行して、ゴミ拾いをしています。リードは付けません、野生動物を見たら追いかけて欲しいからです。コハダはシャンプーもしません、犬の匂いが消えてしまうからです。

コハダに野生の本能を少し思い出して欲しいので、餌はやらないでください。最近は鹿を見かけると追いかけるようになりました。

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帰り道、路上にいた蛇を気づかずに踏んでしまったのに、何事もないような顔をして歩いているコハダにはちょっと頭を抱えてしまいました。

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科学的根拠の無い、私のクマ仮説なので「たぶん」を連発しました。

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今日も対流不安定な雲が午前の早い時間から活発でした。明日も同じような天候になりそうです。

コナシのトンネル(6/12)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

ビーフシチューの準備ができました。明日はオープンより販売いたします。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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ここからトロトロになるまで煮込みました。

今日は久しぶりに山頂へコハダと出かけました。気になっていたコナシのトンネルの状況を確認です。DSC_0318 (1)

この登山道の先がコナシのトンネル。岩場ルートの頂上直下にあります。

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ピンクの蕾と、白い花のコントラストが本当にきれい。残念ながらカメラを持っていたのですが、SDカードを忘れてスマホでの撮影。

頂上へは岩場ルートから登ったほうが感動が大きいです。週末は登山者も多いので、下山は巻き道をご利用ください。

旅行会社のツアー用のペナントが登山道のあちこちに掲示されています。山頂からはいわばルートで下山するように指示されていました。山のことをわかっている旅行会社とは到底思えないこの表示。ペナントでルート指示をしないと登れない旅行者に梅雨時で滑りやすい岩場ルートを下山路に指示するとは。

少しでも登山の経験のある方なら全く問題のないルートですが、登山コースを要所に表示しないと登れないくらいの旅行者を対象にしているツアーです。スニーカーや普段の靴で登ってくる方がほとんどで、岩場ルートが下山路とは、この旅行会社の山に対する見識を疑いたくなります。

スズランで混雑する、この時期の登山は登りにいわばルートを使用し、下山に巻き道を使用するのがストレスなく登山できる最良の方法だと思っています。特に数十名からの学校登山では、一般の方への迷惑も考えて、一方通行を真剣に検討していただきたいと思います。

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山荘前のスズランやレンゲツツジも見頃を迎えました。

経ヶ岳を走ってきました(5/25)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

5月23日(土)に南箕輪村で開催された、「第1回経ヶ岳バーティカルリミット」をお客さまと一緒に走ってきました。走ってきたと言っても、山頂へ向かう登山道では息を切らしながら歩くのが精一杯。登山道が終わって舗装路に出ても走れず、悔しい思いでゴールしました。

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入笠山の雪が消えた後も、GWで忙しい日が続き、とうとう走ることなく迎えた当日。正直、完走できるとは思っていませんでした。

今回は、経ヶ岳バーティカルリミット宿泊プランをご用意し、レース参加者やボランティアの方々が前夜から集まり賑やかです。

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前夜祭は「鹿肉の焼き肉」「手作りベーコンのカルボナーラ」「ローストチキン&ポテト」「お赤飯」「サラダ」「湯豆腐」・・・と炭水化物+タンパク質摂取メニューでした。お酒もほどほどに?飲んで準備は万端。

マナスル山荘本館から会場の大芝公園までは約1.5時間と見積もっていたので、若干の余裕を持って6:30出発。会場には8:00前についてしまい、スタートまでの時間を持て余してしまいました。来年はもう少しゆっくり山荘を出発しようと思います。

私がエントリーしたロングコースは、大芝公園から経ヶ岳山頂(2296m)を往復する、標高差1500m、距離21㎞のコース。単純にマナスル山荘本館から入笠山山頂を7回登る高低差、移動距離はそれ以上です。

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山頂で記念撮影。笑っていますが、ここまでにかなり足を消耗しています。復路の急な下山路がとても不安でしたが、大展望が広がる稜線では、時々足を止め、伊那谷と中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳と広がる山岳パノラマを堪能しました。そんな一コマが24日の信濃毎日新聞に掲載されていました。

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右のブルーのシャツが私。入笠山もよく見えました。登山道の下りで足のダメージはピーク。舗装路に出ての残り数キロが足が出ません。

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やっとの思いでゴール!ゴールでカメラを構えていてくれた仲間の元へ駆け寄り撮ってもらった写真がコレ。課題はたくさんですが、とりあえず満足しました。

マナスル山荘本館チームも全員集合して、記念撮影。

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レースは一昨年の大阪マラソンが最後で、1年半ぶりのレースでした。トレイルはもっと遡ります。久しぶりのトレイルレースで感じたのは、出場者のマナーがアップしていてたこと。声をかけながらの道の譲り合い(登山者に対しても)やコース途中にジェルなどのゴミがない(あっても見つけたランナーが拾っていた)のは、参加していて本当に気持ちよく感じました。反対に残念だったのは、大会運営者から水は最低1リットルは持っていくようにと再三の注意があったのに、手ぶらでフラフラになりながら山頂付近を走って(歩いて)いる出場者がいたこと。全体的にはとても気持よく運営された大会だと感じました。会場の大芝公園もとても良かった。

北信濃トレイルフリークスの運営する大会は、以前にも参加したことがあって、よい運営をするな〜と思っていましたが、ここでもその手腕を発揮していただきました。ありがとうございます。

来年は今回の反省点を十分に検討して、マナスル山荘本館の経ヶ岳バーティカル参加プランを練りあげたいと思いますのでご期待ください。

今日も足のダメージが若干残ってはいますが、山頂までコハダと登ってきました。

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今日もナイトハイクに出かけました(2/12)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

山荘に新たなアイテムができました。

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チューブトレーニングです。強さの違う2種類のチューブを用意しました。体幹トレーニングにご利用ください。

今夜もお客さまのご希望でスノーシュー・ナイトハイクに出かけました。この時期は月が出ない(遅い時間)ので、月影スノーシューハイクではありません。

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出発時間の19:00には雪が舞い始めました。オリオン座が辛うじて見える程度ですが出発です。

誰も歩いていない新雪の斜面で寝転んで星を眺めて、八ヶ岳ビューポイントに向かいました。八ヶ岳山麓の夜景はバッチリ、お決まりの記念撮影の頃には再び雪が強くなりました。

雪降のナイトハイクは初めてですが、ライトに浮かび上がる雪粒がとてもきれいです。雪降の日はルートや方角を見失いやすいので、安易に歩かないようにお願いします。私でも地図とコンパスで方向を確認しながら歩いています。

月影スノーシューハイクの催行日以外でも、希望があればご案内します。料金は同じ2000円/1名です。星のきれいな冬の雪山を歩いてみませんか。

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入笠湿原前トイレ

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マナスル山荘本館前トイレ

入笠山には2カ所のトイレが有ります。このトイレにスノーシューやアイゼンを付けたまま使用している登山者がいると耳にしました。絶対にやめてくださいね。床や器物が壊れたり、アイゼンやスノーシューを引っ掛けて転倒する恐れもあります。それに、そんなもの装着したままではトイレの時間が長くかかり、後の方に迷惑です。そもそもそれがいけないことと気づいていないことが一番の問題。登山の知識や技術を勉強する前に気遣いしてください。コンパスが使えるよりも大事なことです。

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思いやりのある登山をお願いします(2/5)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

昨日もテレビの撮影がありました。3月7日の夜9:00からといえば、どの番組かわかりますか?

入笠山からの大展望は、番組出演者も喜んでいただけたようです。改めて山頂から見える山を深田久弥・日本百名山で数えてみると・・・なんと31座!

入笠山から見える百名山(PDF)

北アルプスの鷲羽岳は見えているのではないかと思っていますが、また展望の良い時に同定してみます。

今日は雪が積もる予報でしたが、朝方以外はほとんど降雪はありませんでした。夕方からまた降り出しましたが、今は星が見えています。

週末前に降雪で山の斜面がきれいになってくれるといいと思ったのですが。

最近よく思うのは登山者のおもいやり。ルールとしてバックカントリーのエリア外滑走禁止とか、登山届提出義務とか、なんで当たり前のことがルールで縛られて窮屈な思いをしなくちゃいけないんでしょう。

入笠山でもOLYMPUS DIGITAL CAMERA 明らかにネットの張っているところを下山する幾つものトレース。歩いてほしくないからネットが張ってあることになぜ気づかないんでしょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 山頂直下からヒップソリで滑った跡、そのまま登山道に合流して危険極まりない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA斜面が削れて地肌が現れ始めました。ここを歩いたら植生に影響あるかも知れないって思いませんか?

こういうことを注意するとまず一言目に「かなにも書いていなかったから」とか「自分たちの前に大勢歩いている」ということを口にします。山全体が禁止の看板だらけでいいのですか?他人がやってるから自分がやってもOKなのですか?

北八ヶ岳 北横岳ヒュッテ

のウェブサイトにも登山者へのお願いが書かれています。何も特別に注意することではなくて、人として当たり前のことでしょう。その思いやりの欠如した、自分だけが楽しければいい登山者が増えているのも事実です。マナスル山荘本館前のトイレにスノーシューやアイゼンを脱がずに入る方がいるそうですが、呆れてなにも言えません。

山頂へ登るトレースは、共有ルートですからそりで滑ってはいけません。滑るなら自分でコースを作ってください。そんなことに気づいて楽しんでほしいと思います、難しいことではないですから。

明日予定していた食材の歩荷を、雪の影響を考えて今日に前倒ししました。明日の仕込みで、週末の鍋焼きうどん、ビーフシチューの仕込みを準備万端整えたいと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA鍋焼きうどん・味噌ベース ¥900

入笠山で遊ぶために気をつけてほしいこと(12/28)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

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今日もいい天気。朝一で裏山の様子を見にスノーシューで登ってきました。それから八ヶ岳ビューポイントのテーブル掘りへ。

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風の影響の少ないこの場所は絶好の休憩ポイント。雪に埋まっていたテーブルを掘り出してきました。どうぞご自由にご利用ください。

入笠山へ登る方に、気をつけてほしいこと。

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山荘前の雪の斜面。スノーシューやワカンの方はこのまま登り進んでもいいのですが、アイゼンや登山靴の方は山荘前の登山口から登ってください。スノーシューで散策したトレースがいろいろな方向に向かっていてルートがわかりにくいのと、登山靴では潜ります。山荘前からのトレースが登山靴でのルートです。

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ルートがわからずに、ネットを跨いで夏道に戻ろうとした無残な跡。無理に跨いだのでポール付近のネットが破れています。一人がこんなことをすると、雪山では足あとが残るので、あとからきた人もまねをします。このネットは山野草を鹿の被害から守るために町が設置したネット。冬は雪山を楽しむ登山者のためにネットを外して通れる場所を作っています。当然、所有者があり、費用をかけた構造物ですから、壊したら器物破損の犯罪です。入笠牧場の冊も同じ。今日歩いてみると、強引に柵を超えて牧場に進入するトレースがありました。

入笠山は雪のフィールドをスノーシューで好きなように歩き回れる山。これからも楽しくスノーシューで遊べる山であるために、ここに来る登山者全員が気をつけなくてはいけないことです。

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南岸低気圧の影響で雪が降ってきました。明日の朝までにどのくらい積もるでしょうか?