ナイト登山に行ってきました

マナスル山荘本館の山口です。

昨日お泊りのお客様から夜の登山のリクエストがありました。

1か月前くらいに日帰りで入笠山に見えたグループのお一人。その時お話した夜の登山体験に興味を持っていただいたようで、下山後すぐにナイト登山付きの宿泊ご予約をいただきました。

参加者はグループ4名と別の宿泊のお客様1名の計5名。夕食後、19:00に山荘を出発です。

夏至直後とあってまだ山は明るく、山頂直下まではライト無しで登ることができました。

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山頂には19:30到着。遠くの積乱雲の雲頂はまだ白く輝いていますが、足元はライトがないと歩けない暗さ。残念ながらガスで視界はほとんどありません。

しばらく待っていると、富士見の街の明かりが見え始め、暗さが増すとともに諏訪湖周辺の街明かりがはっきりと見えてきました。天頂のガスも薄くなり、星が少しずつ見えてきました。

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30分ほど夜景を楽しみ、20:00下山開始。夜の山を歩くのは初めてという参加者ばかりなのでにわかに緊張感が漂います。

一人では心細い夜の山道ですが、総勢6名もいるとライトの明るさも手伝って寂しさは感じません。登りと同じくらいのゆっくりペースで歩きました。

下山途中で御所平峠のお花畑に入り全員ライトを消して星の観察。満天とはほど遠いですが、北斗七星を確認できるくらいの星空を楽しみました。

ライトを消して気づくのは夜空の明るさ。新月を過ぎたばかりの闇夜の時期ですが、ガスがなければ木々や山のシルエットが確認できるくらい夜の山は明るいです。

登山計画どおりに歩けず下山前に日が落ちて夜道を歩くというのは絶対に避けなければいけませんが、入笠山では意図的に夜の山を歩くということが可能です。といっても初心者だけでは絶対にダメです。

ということで、ご希望のお客様は事前にご連絡をいただければナイト登山のご案内をいたします。ご希望の日がナイト登山可能かどうか、お気軽にお問い合わせください。ただし、アルコール摂取後やライトや防寒具の装備のない方はお断りいたしますのでしっかりとご準備ください。

夜の山は山が生きていることを昼間以上に感じさせてくれます。山が息をしている感じ、わかりますか?木々の言葉、動物たちの足音。闇の静けさと騒がしさ。人間がもともと持っていていまは忘れてしまった自然に対する感覚。そんなものを感じることができるナイト登山を体験しにマナスル山荘本館へお越し下さい。

※ナイト登山の案内は無料ですが、参加者自身の自己責任でご参加ください。

満月の夜はお月見ナイト登山も実施します。来月は7月12日土曜日に実施!

マナスル山荘本館フェイスブックページ

 

「入笠山」の露出が増えてます!!

マナスル山荘本館前の山口です。

昨日は学校登山について書きましたが、学校登山だけではなく一般の登山者やハイカーにも伝えなければいけない場面ではきちんとお話しています。

先日も大勢で草地に入り込んでいるハイカーに「ここもお花の生えるところ」ということをお話ししました。その中のお一人が「立ち入り禁止と書いてないから入った」と言っていましたが、そんな看板だらけの所に行ってみたいですか?日ごろから意識をすることが大切なんです。今日の山頂も弁当を止めてある輪ゴムと爪楊枝のゴミだらけと夕刻に山頂にゴミ拾いに行った速水オーナーがこぼしていました。

今月末になって「入笠山」の文字があちこちに露出をしています。

今日6月27日の信濃毎日新聞には、「山小屋メール通信」に私のつたない文章が掲載されているはず?です。新聞が届かないので実際の紙面を見ていませんが信濃毎日新聞のHPにはアップされていました。

信州山小屋ネット>ニホンスズラン見頃 入笠山:マナスル山荘本館

また、先日の「第1回 目指せ北アルプス!登山の基本を学ぼう講習会」の記事も同じ信濃毎日新聞のHPで見ることができます。

入笠山で学ぶ登山のこつ 山小屋が初心者向け講習会

昨日のブログで「信州の山 新世紀元年」とうたう長野県にも考えてほしいと書きましたが、こんな企画が長野県諏訪地方事務所の主催でありました。

親子で登ろう!!入笠山

「信州 山の日」制定記念のこの企画には、「「山」を守り・育て・活かす取組を行っていきます。 」と書かれています。また、「信州山の日」は皆様共通の財産であり貴重な資源である「山」に感謝する日だそうです。小学校の学校登山にかかわる皆さん、長野県はこんなに素晴らしい提案をしているのですよ!

この企画登山を案内するのは富士見町の隣、原村在住で信州山案内人の資格を持つ石川高明さん。石川さんとは今日初めてマナスル山荘本館でお会いしましたが、話が弾みとっても内容の濃いお話ができました。「いい人」がにじみ出るようなお人柄で、私も石川さんの人柄に引き込まれてしまいました。

小学生とその親御さんのペアが対象の登山です。単なる山の知識や技術ではなく、山の魅力や怖さを経験豊富な石川さんのわかりやすいお話しで楽しめる内容です。

また、石川高明さんは「クラブツーリズム山旅会」のガイドもしています。

クラブツーリズム山旅会

こんなところにも「入笠山」の文字を発見。

ミズノアウトドアスクール

昼食については何も書かれていませんが、ぜひマナスル山荘本館をご利用ください。

そして今日のブログのメインテーマだったのですが

山と渓谷社 Hutte (ヒュッテ) vol.12 2014

この中の「巻頭グラフ☆「山と夏服。小松菜奈」」は入笠山周辺で撮影されました。

山の中にいるのでまだ雑誌を購入できずにいるので実際の紙面は見ていませんが、素晴らしい写真が掲載されているのでしょう!

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撮影で宿泊された時のスタッフさんとの記念写真です。あ〜はやくHutte (ヒュッテ) vol.12 2014を見たい!!

雑誌の写真を一緒にアップして撮影場所などのお話を今日のブログで書く予定でした。

これからもどんどん入笠山とマナスル山荘本館を露出させていきますのでよろしくお願いします。

今朝の入笠湿原

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霧が立ち込めて幻想的でした。

霧は山用語で「ガス」といいます。霧とは視程1km未満の時に使う気象用語、視程が1km以上の時は靄(もや)と呼びます。外から見ればどちらも雲の中ですが。

 

 

 

 

 

 

学校登山をまたまた考える

マナスル山荘本館の山口です。

今日も学校登山が4〜5校が同じ時間に重なりました。特にひどい学校が1校、今日はそのことについて書きます。

最初に言っておきますが、私は学校登山に反対でも賛成でもありません。いま、入笠山で行われている学校登山(特に小学校)が教育の場としてどうなのか?を教育関係者、児童の親御さん、地域の関係者でもう一度考え直す必要があるのではという問いかけをしているのです。というか、その現場は常識から考えてもあり得ないほどの無法ぶりです。小学校と教員が行っていることですよ!

これは入笠山だけの問題ではなくて、富士町(学校登山を受け入れる各地の行政側の方々)、教育関係者、「信州の山 新世紀元年」とうたう長野県、山の日制定で浮かれている?国会議員、各地の山案内人や山岳ガイド・・・山にかかわるすべての方々で考えてほしいと思います。

私もやっていますが、トレイルランニングという山を舞台にした新しいスタイルのスポーツが山関係者の間で問題提起されています。

TBS番組「噂の!東京マガジン」に苦言を呈す2014年5月25日(日)放映のテーマ「トレイルランニング」に関して)

トレイルランニングの未来を考える全国会議(2014年4月28日開催)

ハイカーや登山者から山を走るトレイルランナーのマナーや行動が目に余るという苦情が相次ぎ「このままでは山からトレイルランナーが排除されてしまうので同じフィールドを共有して譲り合っていこう」という問題です。なぜトレイルランナーが問題なのか?

  • 山を走るのでぶつかった時に危ない
  • 何も言わずに追い抜いていくので危険
  • 山が荒れる
  • レースが開催されると山を歩けない
  • ・・・・・

といった問題、特にトレイルランナーのマナーについての苦情が多いようです。

私もトレイルランニング愛好者の一人ですが以前から、山のルールを守ること、「弱者優先」でトレイルランナーは山を走れる体力や技術があるのだから山では道を譲るのは当たり前、ということを伝えてきました。

では学校登山、特に小学校の登山はどうなのか?

  • 100名以上の児童が列をなして登る
  • 登山道を外れたり草地に大勢入り込んでの踏み荒らし
  • 山頂に同時に立つ(1校だけではなくて複数の学校が)
  • 大声で「ヤッホー」と連呼する(どなる)
  • 枯れ枝を拾ってきてはその辺に捨てていく

これってなにかと同じじゃないですか?

一般公道で、何台ものオートバイで、道をふさぎ、けたたましい排気音をわめき散らしながら、後続車の通行を邪魔をするあの連中ですよ。

同じことを小学校の登山では先生の指導で行われているのですよ、お父さんお母さん知ってましたか?トレイルランナーよりももっとたちが悪いですよ、だってこれからを背負う子供たちがおかしな教育を受けているんですから。

一日に何校もの児童が山頂に立てば当然裸地化は進みます。歩いているときに石を蹴りながら歩く児童が多いということは、山の地面を掘りかえしているということです。入笠山山頂の裸地化は学校登山が大いに影響していると考えざるを得ません。今日歩いていたハイカーや登山者のみなさんはどんな思いでこの子供たちを見ていたか、学校のやることだから声に出して言えないんですよ。下の写真は大行列で登山者が登れない様子。

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この後、あまりにもヤッホーのわめき声が連呼されそのうるささに私は山荘を飛び出してその学校(青いジャージの写真の学校とは違う小学校)の先生に注意に行きました。

すると、富士見町に出かけたオーナーが役場で注意されたそうです「大事なお客さんになんてことを言うんだ」って、あきれました。役場に言う教師もあきれるが、こんな迷惑な団体を擁護する役場も役場です。

何度も言いますが、私は「学校登山をやめさせろ」と言っているわけではありません。学校登山を受け入れるモデルケースを長野県や地域市町村が率先して作っていけばいいのだと考えています。

教員に自分たちで勉強しろと言っても無理ですから、地元の案内人や山岳ガイドが山について先生や児童に教える。一日に登れる校数を行政が管理する、登山の時間帯も考える、少人数のグループで班編成をしそこに案内人やガイドを付ける、山頂では全員集合せずにグループごとに記念撮影で下山、集合写真は下山後。とすれば地元の雇用にもつながるし、学校登山の新たな誘致にもつながります。何より、質の良い学校が登山に利用するようになるのではないでしょうか?前回も同じ事書きましたよ。

>「先生、もう一度「学校登山」の再考をお願いします!」

今日登った小学校にも、少人数でペースはゆっくり、先生方が子供たちに指導をしながら歩いている模範的な小学校もありました。その学校の先生方はリュックも正しく背負えていました。大声でわめき散らす小学校とは質が天と地ほど違いましたよ。

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今朝、久しぶりに大阿原湿原に行ってきました。木道を歩いていて何か違うな?と感じたのですが、それがわかりました。

入笠湿原やマナスル山荘本館前のお花畑のようにネットで囲んだり、うるさいくらいの看板がないんですよ。鹿が入り込んでいる足跡もたくさんあって、お花も荒れてしまっているのかもしれません。ただ、目に入る風景が自然のままなので心地よい気分になれました。ここにはホッとするような景色が残っていました。

 

秘密の花園

マナスル山荘本館の山口です。

今日も大気の状態が不安定で、日中は雷鳴→雨→晴れを繰り返していました。

入笠山ではあまり激しい気象は観測されませんでしたが、八ヶ岳付近には発達した積乱雲がありました。

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八ヶ岳ビューポイントからの八ヶ岳(16:30)

蓼科山の北東側にある立科では16:00〜17:00の間に時間雨量25mmを超える「強い雨」を観測しました。前橋でも17:00に30mmを超える「激しい雨」となりました。時間雨量30mmを超えると道路が川のようになります。

明日も急激な天気の変化に気を付けてください。

15:00を過ぎると、入笠山はハイカーが下山を始めるのでとても静かな山に戻ります。そのタイミングで大番頭・ウニの散歩に出かけます。P1020713

今日はいつも違ったルートを歩きました。ここを通るのはいつ以来でしょうか?たぶん1か月以上も歩くことのなかった道を進んでいくと・・・

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クリンソウのお花畑発見!

さらに進むと・・・

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もう一か所発見。

どちらも見事な美しさでした。この場所はたずねられてもお教えできませんのであしからず。

秘密の花園の発見で気分よく一日を終わることができました。

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入笠湿原と御所平峠のお花畑もスズランから次のステージへ、夏に向かって変化していました。

 

 

 

 

 

 

雷雨の入笠山

マナスル山荘本館の山口です。

大勢のハイカー、登山者、観光客の訪れた週末が終わって再び静かな入笠山に戻りました。

マナスル山荘本館のある御所平峠のお花畑もスズランが見事に咲きみだれています。花言葉が「純真」のスズランに乱れるという言葉は使ってはいけないような気がしますが、一年のこの時期だけはみだれていいと思います。

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スズランの咲き乱れた写真は難しいので一輪だけアップで。

午前中は晴れたり曇ったりとはっきりしない天気でしたが、午後2時過ぎには黒い雲が空を覆い、夕立となりました。

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天気図は日本気象協会tenki.jpより

一見、前線が本州南海上に離れて日本海には高気圧の穏やかそうに見えます。これが落とし穴。本州上空には−12℃の寒気が接近しているのです。また、相当温位の高い(大雑把にいうと上昇する力の強い)空気が本州上に予想されていました。

突然の強い雨と雷鳴で、山荘には大勢のハイカーが避難してきました。しばらくすると小康状態になり避難した皆さんもゴンドラ山頂駅へ下山を始めました。

3時過ぎには雷鳴も雨も収まり青空も見えるようになりました。これは虹を見るチャンスとカメラを持って入笠山山頂に向かって飛び出しましたが・・・

P1020775 伊那方面の空

P1020776八ヶ岳方面の空

残念ながら山頂に着いた頃には次の雨雲が接近して虹どころではありませんでした。雨に濡れながら下山したのち、4時ころに山荘前から虹を見ることはできました。

山頂付近はレンゲツツジが見事に咲いていました。

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明日も上空に寒気がとどまりますので不安定な大気状態が続きます。行動はお早めに、もしもの時はマナスル山荘本館に避難してください。休憩無料、お茶とお天気解説付きです。

 

第1回 目指せ北アルプス!登山の基本を学ぼう講習会が開催されました

マナスル山荘本館の山口です。

第1回 目指せ北アルプス!登山の基本を学ぼう講習会がこの週末開催されました。あいにくの天気の週末でしたが、8名の参加者は2日間の講習を楽しんで帰られたようでホッとしています。

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6月21日、1日目の講習プログラムは座学でスタート。登山に必要な知識や技術をまとめた資料を講師の水越さんが説明していきます。

講師の水越さんは白馬山案内人組合に所属する山岳ガイドで日本山岳ガイド協会のステージⅡの資格も持っています。私がその昔、針ノ木小屋の小屋番をしていた時に知り合ってからのお付き合い。当時は私も水越さんも日本で最初の山岳ガイド組合である大町山案内人組合に所属して山岳救助の活動や山スキーのガイドツアーなどを一緒に取り組んでいました。私がマナスル山荘本館の小屋番になることになって久しぶりり山でタッグを組みました。

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講習は実技に移り、入笠山の登山道での歩き方講習です。ここでは山道での足の運び方や足場の選び方、上り下りの状態のバランスのとり方を勉強です。

続いて、お天気の講習。これは気象予報士である私の担当。

  • 天気ってなに?
  • 低気圧と高気圧
  • 北アルプスの夏の天気の特徴
  • 天気情報を手に入れる

のプログラムを説明しました。45分の予定でしたが1時間をオーバーしてしまい、そのあとの宿泊のお客様の夕食の準備は厨房を右に左に走り回ったのは言うまでもありません。

夕食はビールを飲みながらの山談議。アルコールが入ったので話が弾みます。この写真を撮っておかなかったのが悔やまれる!

夕食後は1/2500の地図を使っての読図講習。飲んだ後ですが皆さん真剣です。

その後は消灯まで飲み会。飲みながら私の得意分野である足の骨格の話や運動動作についての話。足の骨格模型を触りながら一人で興奮していました。

6月22日は朝から雨。昨日のお天気講習でお話しした天気予想が的中しホッとしました。

雨のため実践登山を変更して2日目は装備講習とロープワーク。

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装備講習は現役山岳ガイドの持ち物を披露して一般の北アルプス登山に必要なものを解説。とても説得力があります。ロープワークは時間が余った時のプラグラムでしたが、参加者の皆さんも熱心にロープの結び方を勉強していました。

昼前に雨の降りが弱まったので実践登山講習に出かけることにしました。時間がないのでテイ沢はあきらめて入笠山に再び登ります。

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昨日の実技がどこまで身に着いたかチェック!

山荘に戻って昼食とまとめの総括。

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内容の濃い講習会を記念撮影で締めくくりました。

この講習会、似たような講習会が山のショップなどで行われています。一番の違いはガイドと受け入れる山小屋スタッフが北アルプスにとっても詳しいこと。水越さんは北アルプスのガイドや救助活動を長年経験し私も北アルプスの山小屋を20年以上経験してきました。なので一つひとつの言葉に説得力があると思うのですが参加された皆さん、いかがだったでしょうか?

皮肉にも講習が終わった後に雲が切れて八ヶ岳が顔を出しました。講習会参加者のみなさんが帰った後のひっそりと静まり返った入笠山の山頂に登りました。

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2014/06/22 入笠山山頂 18:00 誰もいない静かな山頂の夕暮れ – Spherical Image – RICOH THETA

 この雲、お天気講習につかえるななどと考えながらしばらく山頂に立って雲を眺めていました。参加されたお客様から「笑顔で楽しそうにお天気の解説をしている姿」をとっても良かったと言っていただきました、ありがとうございます。

第2回も開催しますのでマナスル山荘本館のホームページフェイスブックページのチェックをお忘れなく!!

スズラン満開で大賑わいの入笠山!?

マナスル山荘本館の山口です。

目が回るような忙しさの週末が終わりましたが、静かな入笠山は戻ってきません。今日もツアーのお客様や登山者で大賑わいの入笠山です。

入笠湿原 16:00 – Spherical Image – RICOH THETA

 ↑昨日の入笠湿原

ここまで書いて睡魔に襲われてしまい、以下は今日書き足しました。

昨日撮った写真↓入笠湿原とマナスル山荘本館前の様子。

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この階段の両側は一面スズランが咲いてます

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緑が濃くなり、レンゲツツジも咲き始めて、春から夏への移り変わりを感じさせます。お客様の夕食前の時間で日帰りハイカーはほぼ下山している時間帯なので人影まばらですが、日中はそうはいきません。

スズランの時期は大勢のハイカーが訪れると聞いてはいましたが、こんなに多くの方が来るのは想像していませんでした。しかし皆さん日帰りでもったいない!

日没やご来光、満天の星空、日帰りハイカーの帰った後の入笠山は別の顔を現します。そう、宿泊しないとわからない山の色の移り変わりや生きている山の息づかい。咲き誇る花たちも、日中の営業スマイルから純真な素顔に戻ります(たぶん)。

あっ、旅行会社のツアー企画立案の担当者様、マナスル山荘本館では昼食メニューもご用意していますのでお弁当を持たなくても食事、軽食、ドリンクの営業を行っていますのでツアーにご参加の皆様にぜひお伝えくださいませ。

昨日は番犬兼マナスル山荘大番頭のウニの散歩で捻挫をしました。

入笠湿原の様子をカメラの収めようと下り勾配の林道を駆け下り始めたその時!左足に激痛が走りました、捻挫です。

左足をかばいながら入笠湿原経由でマナスル山荘本館に戻りましたが通常の時間では戻れず、大急ぎで夕食準備に取り掛か理ました。

実は今回の捻挫、すごく久しぶりなのですが、予兆がありました。

右足のかかとの皮膚が固くなりひび割れが起きた⇒右足かかとに荷重できないので右足つま先よりのポジションをどうしても取ってしまう⇒左足の荷重が正常なポジションからずれて左足中足骨付近が時々痛むようになった⇒時間がなくてトレランシューズをシューレースを正しく締めずに履いて急に走り出す⇒捻挫する

というシナリオです。そのうち何かアクシデントがあるかもと思っていたので今日の捻挫はさほど驚きませんでした。

もともとかかとのひび割れのが恒常的だったのですが、スーパーフィートインソールを使用するようになってひび割れは無くなりました。

>スーパーフィート

足裏のひび割れはスーパーフィートの矯正を上回る酷さだったようです。今日はテーピングで足部をぐるぐる固定して、スーパーフィートサンダルで何とか歩ける状態。

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しばらく走りにも行けませんね。

捻挫は足の上全体(つまり足から上の身体)が原因で起こります。捻挫が癖になると言われますが、癖になるのではなくて上体のポジションが悪いので繰り返すのです。

こんな話も宿泊されたお客様にはご要望あればお話しします。今日のお客様には夕食時に天気のお話をしました。

 

梅雨の晴れ間を逃す手はないので、屋根に上がって布団干し決行。

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屋根の上から望む八ヶ岳には午前中から積雲が湧き立っていました。

 

入笠山の週末

マナスル山荘本館の山口です。

この週末、入笠山のスズランの見ごろとあって大勢の登山者やハイカーでにぎわいました。6月6日の梅雨入り以来、本当に長いこと見ていなかった青空が広がる週末。宿泊も満室で山荘から外にほとんど出られない忙しい週末でもありました。

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朝日を見るのも久しぶりでした。

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青葉が濃くなってきた入笠山

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やっと太陽のにおいのする布団で寝られます、待ちに待った布団干し。山小屋といえば布団干しですよね、この週末より公開の始まった「春を背負って」にも布団干しのシーンが登場します。(この映画の宣伝マンなのでこじつけました)

>春を背負って

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槍ヶ岳山荘で同期入社だった佐藤さんが現座勤務している槍沢ロッジの休暇中に訪ねて来てくれました。

>槍沢ロッジ

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木風舎・橋谷さんご一行様の昼食。ガイドツアーの昼食もご予約承り中です。

>木風舎

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三宅岳さんの写真教室&品評会。パソコンとモニターをお貸しいたしますので山の講習会や写真教室などにもご利用いただけます。

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お誕生会。ケーキはもちろんマナスル山荘本館で販売している入笠山の美味しい水で淹れたコーヒーによく合うクッキーや焼き菓子を作っているElfenのオーダーケーキです。女性陣から「美味しい!」と絶賛のケーキでした。

>Elfen(エルフェン)

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雲、夜は大きなお月様が輝いていました。

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お客様の途切れたタイミングで布団の撤収、ついでに記念撮影。W-cupの日本戦が行われたこの日に合わせて松本市の「レアルスポーツ」で手に入れた松本山雅のシャツを着てみました。ちなみにエプロンはモンベル製、佐久市のマスタカスポーツさんでマーク入りで手配していただきました。頭に巻いているストールは群馬県桐生市にあるPRIRETの山ストールです。

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汚れが忙しさを物語るエプロン、マナスル山荘本館のロゴマーク入りです。

>マスタカスポーツ

>レアルスポーツ

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PRIRETの山ストール。一枚持つと山で重宝する機能性とシンプルだけど独特のデザイン性が気に入ってます。

>PRIRET(プライレット)

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大相撲の升席くらいの大きさのウッドデッキ。ここから八ヶ岳が良く見えます。向かいの小屋は大番頭・ウニの家です。入り口がわかりますか?

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ウニ。

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蔵書も増えました。三宅岳さん、ありがとうございます。

忙しかった週末も終わり夕食の時間。

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三宅岳さんから頂いた藤野町特製のゆず果汁入りぽん酢「ゆずの尊(みこと)」で富士見町にあるこだわりの豆腐屋さん両国屋の厚揚げをいただきました。両国屋さんのお豆腐や厚揚げはマナスル山荘本館の食事にも使われています。

>ゆず果汁入りぽん酢「ゆずの尊(みこと)」

>両国屋豆腐店

本当に晴れてよかったですが、てんやわんやの2日間お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

今日は「お月見ナイト登山」の日

マナスル山荘本館の山口です。

今朝は朝日の眩しさで目が覚めました。こんな日は何日ぶりでしょう?太陽の光を浴びて起きるというのはほんとに気持ちがいい。久しぶりに自分の布団も屋根で干せるかと思いましたが、お客様の朝食の準備をしているうちにガスに包まれてしまいました。

今日は満月です、「お月見ナイト登山の日」です。

>お月見ナイト登山

日中は雲が切れて青空が見えたと思ったら雲に覆われてにわか雨の繰り返し。おかげでランチタイムは盛況でした。

17:00頃、虹が見えました。

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そのまま落ち着いてくれと祈りましたが通じず。

出発予定の18:30はマナスル山荘本館も霧に覆われて計画変更。19:00出発の八ヶ岳ビューポイントまでのウォーキングになりました。ここから夜景と八ヶ岳のシルエットが少しでも見えればと祈りながらの出発です。今回は登山道を歩かないので防寒着とヘッドランプの軽装です。

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お月見ナイト登山を楽しみに登られてきた田中さんご家族。満月も八ヶ岳のシルエットもは見ることができませんでしたが、ご家族とのおしゃべりでとても楽しく歩けました。樹林帯の闇、木々の音、動物の鳴き声、闇の中の明かり、無力な人間の存在・・・幻想的な霧に包まれた入笠山の中でいろいろ感じてもらえたようです。

なかなか一人では夜の山道は歩けませんがこんなイベントならOKですよね。次回は7月12日、土曜日ですから皆さんのご参加をお待ちしています。

 

月見ナイト登山お月見ナイト登山

 

入笠山もユネスコ エコパークに登録されました

マナスル山荘本館の山口です。

今日は有賀さん時代の常連のお客様が宿泊しています。お客様も経営が変わりどんな山小屋になったかと不安いっぱいで登ってこられたようです。

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お話をして食事の時間になると私をお酒の席に呼んでくださり、お酒を少々いただきました。楽しいお話とお酒、ありがとうございます。

常連さんと一緒にいただいてます! – Spherical Image – RICOH THETA

 今日はここ数日で一番いい天気、とはいうものの八ヶ岳も見えません。雨が降っていないだけで霧のまとわりつく一日でした。午後から風が西寄りに変わりましたので明日の天気は期待しましょう。

入笠山周辺のお花をHPにアップしています。

>入笠山の花

これは自分たちへの来年への記録にもなりますから定期的にアップしていきます。

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こんな入笠山ですが、今日ビッグニュースが飛び込んできました!

ユネスコは、「南アルプス」と福島県の「只見」を、自然保護と地域の発展との両立を目指す、「エコパーク」に新たに登録した。(Yahooニュースより)

エコパークとは

ユネスコエコパークとは、生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的として、ユネスコが開始しました。ユネスコの自然科学セクターで実施されるユネスコ人間と生物圏(MAB:Man and Biospere)計画における一事業として実施されています。 地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶと共に、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す取り組みです。 ユネスコエコパークは国内で親しみをもってもらうためにつけられた通称で、海外では「BR:Biosphere Reserves(生物圏保存地域)」と呼ばれています。 世界のユネスコエコパークの登録総数は、117か国621地域、日本では5地域が登録されています(2013年5月現在)。

【南アルプスはユネスコエコパーク登録を目指しています】より

この地域でこんな活動をしていたとは全く知りませんでした、すみません。今日昼頃に地元の新聞社からの電話で知った次第です。

エコパークは3つのエリアに分けて活動や事業を展開するのですが、入笠山は移行地域という人々の生活と自然の調和というエリアになるようです。

地域社会の発展モデルとして取り扱われるようで、今後は行政がどのように取り組むのか期待したいですし、我々も一緒に取り組んでいきたいと考えています。単なる観光事業で終わらせないために持続できる発展系がキーワードでしょうね。

しかし、文章読んでも今ひとつピンとこないのは私のかかわりの足りないせいでしょうか?もっと地域にかかわっていきますね、頑張ります。

 

今朝、ズミの写真を撮りに一緒に付き合ったマナスル山荘本館の大番頭「ウニ」

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昼間はマナスル山荘本館玄関前にいますのでかわいがってください。もう高齢なので愛想は無いですが心優しい番頭さんです。よろしくお願いします。