6〜7月もイベントが続きます(5/26)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

今週末に開催される「三宅岳写真教室」三宅岳写真教室おかげさまで定員となりました。後は当日の天気の心配だけです。

6月、7月もイベントが控えていて、第2回登山の基本講習会 第2回登山の基本講習会(PDF)

参加者募集中です。私が常々言っている、ガイドと一緒に歩くことのメリットをたっぷり身に付けることができる講習会です。気象に関しては私が講義を行います。この夏にアルプスへの登山を予定されている方、kの講習会に参加すると夏の登山が何倍にも楽しめます。

ジャズ・ライブ宿泊者は無料で参加できます。

7月10〜12日は「マナスル登山隊」として、マナスル山荘本館管理人と歩く南アルプスの仙丈岳・甲斐駒ケ岳登山を予定しています。詳細や募集はこれからですが、どうぞお楽しみに。お休みが3日間も取れない方は、土日のみの参加も可能です。

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庭にガーデンライトを設置しました。ソーラーで蓄電するタイプです。

 

経ヶ岳を走ってきました(5/25)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

5月23日(土)に南箕輪村で開催された、「第1回経ヶ岳バーティカルリミット」をお客さまと一緒に走ってきました。走ってきたと言っても、山頂へ向かう登山道では息を切らしながら歩くのが精一杯。登山道が終わって舗装路に出ても走れず、悔しい思いでゴールしました。

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入笠山の雪が消えた後も、GWで忙しい日が続き、とうとう走ることなく迎えた当日。正直、完走できるとは思っていませんでした。

今回は、経ヶ岳バーティカルリミット宿泊プランをご用意し、レース参加者やボランティアの方々が前夜から集まり賑やかです。

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前夜祭は「鹿肉の焼き肉」「手作りベーコンのカルボナーラ」「ローストチキン&ポテト」「お赤飯」「サラダ」「湯豆腐」・・・と炭水化物+タンパク質摂取メニューでした。お酒もほどほどに?飲んで準備は万端。

マナスル山荘本館から会場の大芝公園までは約1.5時間と見積もっていたので、若干の余裕を持って6:30出発。会場には8:00前についてしまい、スタートまでの時間を持て余してしまいました。来年はもう少しゆっくり山荘を出発しようと思います。

私がエントリーしたロングコースは、大芝公園から経ヶ岳山頂(2296m)を往復する、標高差1500m、距離21㎞のコース。単純にマナスル山荘本館から入笠山山頂を7回登る高低差、移動距離はそれ以上です。

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山頂で記念撮影。笑っていますが、ここまでにかなり足を消耗しています。復路の急な下山路がとても不安でしたが、大展望が広がる稜線では、時々足を止め、伊那谷と中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳と広がる山岳パノラマを堪能しました。そんな一コマが24日の信濃毎日新聞に掲載されていました。

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右のブルーのシャツが私。入笠山もよく見えました。登山道の下りで足のダメージはピーク。舗装路に出ての残り数キロが足が出ません。

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やっとの思いでゴール!ゴールでカメラを構えていてくれた仲間の元へ駆け寄り撮ってもらった写真がコレ。課題はたくさんですが、とりあえず満足しました。

マナスル山荘本館チームも全員集合して、記念撮影。

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レースは一昨年の大阪マラソンが最後で、1年半ぶりのレースでした。トレイルはもっと遡ります。久しぶりのトレイルレースで感じたのは、出場者のマナーがアップしていてたこと。声をかけながらの道の譲り合い(登山者に対しても)やコース途中にジェルなどのゴミがない(あっても見つけたランナーが拾っていた)のは、参加していて本当に気持ちよく感じました。反対に残念だったのは、大会運営者から水は最低1リットルは持っていくようにと再三の注意があったのに、手ぶらでフラフラになりながら山頂付近を走って(歩いて)いる出場者がいたこと。全体的にはとても気持よく運営された大会だと感じました。会場の大芝公園もとても良かった。

北信濃トレイルフリークスの運営する大会は、以前にも参加したことがあって、よい運営をするな〜と思っていましたが、ここでもその手腕を発揮していただきました。ありがとうございます。

来年は今回の反省点を十分に検討して、マナスル山荘本館の経ヶ岳バーティカル参加プランを練りあげたいと思いますのでご期待ください。

今日も足のダメージが若干残ってはいますが、山頂までコハダと登ってきました。

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今日は山頂へ3回(5/21)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

今週末23日(土)は、お客様と経ヶ岳バーティカルリミットに参加のため、お昼の営業をお休みします。土曜日に登山予定の皆様、ご迷惑をおかけします。休憩と売店はご利用できますので、どうぞお立ち寄りください。

昨夜は、日付の変わる頃に突然、屋根を激しく叩く雹で起こされました。同時に、立て続けに雷鳴が響き、近くに落ちた一発で停電になりました。まあ、築年数の長い古い建物なので、窓が割れるかと思うくらいの落雷に、今朝は寝不足です。

雨上がりの山を撮影に、山頂へ登りました。

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高山では雪になったようで、山頂付近が真っ白に輝くアルプスを見ることができました。

急いで下山し、富士見町と伊那市の入笠山合同清掃に参加。沢入登山道のルートを担当し、ゴミ拾いや登山道上の岩や枝木をどかす作業をしました。昼食後はゴミ拾いや枝切をしながら今日2度めの山頂へ。

そして、今日3度めの山頂は星影ナイトハイク。

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ご宿泊のお客様を案内して山頂へ。空いっぱいの星空を楽しんできました。

池塘を探しに(5/19)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

話には聞いていましたが、池があるらしい。1/25000の地図にも記載されているが近くに登山道はなし。今日は、まだ私が足を踏み入れていない場所にある池塘を探しに、コハダと出かけました。

山荘から入笠牧場へ進みます。午後は雲の切れ間から青空がのぞき始め、新緑がより輝いて見えます。牧場の南門から鹿嶺高原へのルートへ。

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程なく御所平峠へ。

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マナスル山荘本館の立つ場所も御所平峠と呼ばれていますが、本来はこちらの名称。後醍醐天皇の皇子、宗良親王の御所があったところから名付けられています。ここが分岐で、左は高座岩から鹿嶺高原、右は芝平の集落へ続く古道です。

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ルートはこんな雰囲気。この場所に御所があったらしい。

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伊那谷はその当時、静岡や松本から新潟・北関東へ抜ける交通の要衝だったようで、この入笠山を越えて甲府・関東へ抜けるルートも主要ルートの一つでした。それを考えると、御所平峠からは、マナスル山荘本館の立つ入笠山の北側ではなくて、南側の仏平峠を経由したほうが、山を越えるには理にかなってます。山を越えたところには水も湧いていて山越えの喉を潤せます(首切り清水)。

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1/25000の地図で、目星をつけた場所から一気に下ると、思ったとおりにありました!「御所ヶ池」です。

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池を一周して、きた道を戻りました。高座岩と組み合わせて半日の散策にとても良い所です、多少のルートファインディングが必要ですが。新緑のこの時期も綺麗ですが、紅葉の時期は格別かも!

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芝平へ抜ける登山道にはこのような標識が立っています。御所ヶ池への取り付きは山荘でお教えしますね。

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帰り道に入笠牧場で鹿の群れを発見。わかりますか?

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拡大するとこんなに群れてます。

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入笠山はだんだん緑が濃くなってきました。花の季節はもうすぐですね。

改めて同じテーマでエントリー(5/18)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

今週末の23日(土)は、経ヶ岳バーティカルリミット(トレランの大会)に、お客様と参加のため、ランチの営業をお休みさせていただきます。朝焼いたパンと、おみやげ品の販売、お茶と漬物の無料ご休憩はご利用いただけます。週末登山予定のお客様、誠に申し訳ありません。日曜日はランチを通常通り営業いたします。

先週エントリーした「SNSでの登山情報について思うこと」は4000を超えるページビューとなり、大きな反響をがありました。色々なコメントを頂きましたが、拙い文章のため、思うように内容が伝わらなかったのではと反省しています。私の読者に、もう少しきちんとお伝えしようと思い、懲りずに同じテーマのエントリーです。

【SNSの登山情報について危惧すること】

ネット上では、登山の記録やコメントが日々更新され、いろいろな情報が簡単に手に入るようになりました。しかし、情報を誤って理解したと思われる登山者が増えているのも事実です。

【例えば】

「アイゼンは必要ありませんでした」というような装備の情報、「迷うところはありません」というようなルートの情報、「風もなく、寒くありません」といった天候の情報などです。

その情報を受け入れるためには、そのときの状況を理解しなければいけません。アイゼンが必要なかったのは通過した時間帯のせいなのか、天候のせいなのか、傾斜やルートのせいなのか。迷うところがないのはルートにトレースがあったからなのか、本当に迷うことがないくらい整備されているのか。風もなく寒くないのは、その時の気圧配置のせいなのか、地形的に風なない場所なのか。

【どうすればいいか?】

SNSでアップされる情報は、その時の状況がたまたまと理解するべきです。人間は都合の良い情報ばかり集めたがります。その時の状況がたまたまよいことが重なったから、問題なく登れた。たまたまその時の状況が悪いことばかり重なって遭難した。その像な事例を、過去にもたくさん見てきました。

一例として、この冬入笠山で出会った登山者。彼は、アイゼンとワカンとスノーシューをすべて用意して登ってきました。山荘前で装着したのはアイゼン。その彼に「アイゼンは必要ない、今はスノーシューが最適」とお話しましたが、「アイゼンがいい」と書き込まれたネット情報を鵜呑みにして、その時一番不適なアイゼンを選んだのです。アイゼンでも登ることはできます、しかし新雪の積もった雪の状況では、アイゼンは適切ではありません。アイゼンは凍った雪面を歩くための用具ですから、入笠山ではシーズン通して必要のない用具です。訓練や練習では装着するのなら話は別ですが。

【登山の経験値をアップする】

ネットの登山情報をすべて否定するわけではありません。が、よりレベルアップしていくための登山知識や技術の習得には、自分の経験値を上げていくことが必要だと考えます。

ルートは地図に穴が開くくらい何度も何度も読み込む、入門者や初級者もコースタイムの書いた登山地図でシミュレーションすることによって、その山の状況をつかむことができるようになります。このコースは距離が短いのになんでコースタイムは長いのか?ということを自分なりに仮設を立てて、実際の登山で検証します。自分の仮説が間違ったら撤退。その積み重ねが経験値を増やします。地図読み講習や勉強はその後でも構いません。今、活躍しているガイドたちだって、地図読みをマスターしてから登山を始めたわけではありませんから。

装備や天気もネット情報を鵜呑みにせず、自分で考えて失敗しながら経験値を上げる。単にいるいらないではなくて、自分の登山に必要なものが見えてきます。装備の軽量化はそれぞれの装備品を軽くすることではなく、経験値を上げることで必要のないものを削ぎ落とすことです。極論ですが、雨がふらないと完璧に予想できるのなら雨具は持って行かなくてもいい。真っ暗闇でも目が利くのなら、ライトは要りません。

前述のアイゼンとワカンとスノーシューを持ってきた方は、その意味の無さを経験値として身につけてくれたのならいいのですが。

先日、今年の夏に剱岳に登る予定の方に、鎖場で待たなくてはいけない時にハーネスでセルフビレイを取ると待ち時間も安心ですよ。とお話しましたが、その方はネットで「ハーネスは必要ない」と書いてあったけど、「持って行くと安心」の状況がわかりましたと言っていました。

【装備の選択】

登山だけでなく、他のスポーツでもこの問題は大きいです。マラソンやランニングのSNSコミュニティーで「軽くて走りやすい」と書かれたシューズ情報に、そのランナーのレベルやペースに関係なく「私も履いてみます」的なコメントが多く書かれています。これは、書き込んだランナーもシューズ選択の知識がない上に、読み手も情報を鵜呑みにしている状況。書き込みを読んで、このシューズを選択したランナーの多くが故障を発症しているでしょう。なぜそう言い切れるかというと、私はランニングシューズを販売するショップを経営し、この問題に取り組んでいたからよくわかるのです。

用具の選択基準やお手入れの方法もネットでアップされる情報に間違いは多いし、山荘で登山者同士でかわされる会話にも間違いはとても多いです。山荘をご利用のお客様の会話には進んで入り込み、正しい情報をお伝えします。わからないことはぜひ山荘をご利用して身につけていただければと思います。入笠山を訪れる方にはすすんでお教えします、利用者特権です。

【ガイド登山のすすめ】

登山講習全盛ですが、私のイチオシはガイドについて山を歩くことです。机上講習よりも、ガイドについて歩くことのほうが、山に対する知識や技術に加えて山の接し方を学ぶことができるからです。これはガイドの資質にもよりますが、ガイドの山での行動を身近で見ることによって、そのガイドの山に対する姿勢を理解するからです。ネットで覚えた情報ではとても太刀打ちできません。

私が山岳救助に関わるようになった時に、山を教えていただいた山岳ガイドは山を歩く時に、登山道の枝を折りながら歩いていました。黒部の谷で職猟者として生計を立てていたそのガイドは、登山道のまだ整備されていない時代の北アルプスで、帰り道を間違えない登山の知恵として歩いたルートの枝を折るということをしていたのでした。今では、そんな方法は許されません。が、鉈目と言って未踏のルートの目印に立ち木に鉈で傷をつけるということは一般的に行われていまいした。

そのガイドから教わったのは、道迷いを防ぐために山を登りながら度々後ろを振り向くこと。後ろの景色を脳にインプットすることで、引き返した時やルートを見失った時に有効です。そのガイドの枝折りは、当時「なんでこんなことをするんだろう?」と否定的に考えてしましたが、その後にガイドの山の姿勢を直に知ることにより、その当時身につけた道に迷わない技術だったのだと理解することができました。

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今の時代、登山記録や情報、知識がSNSから得られることは悪いことではありません。私も情報を得ています。ただ、うのみにすることはありません。その情報を咀嚼して、自分の経験に当てはめて、計画や装備を選択します。ただ、間違った情報も多いので、取捨選択もします。

今の時代に重要なのは「情報」の選択と咀嚼、登山だけではない重要なポイントではないでしょうか。

SNSでの登山情報について思うこと(5/15)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

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GWに集まった山荘の募金箱のお金を「野口健 ヒマラヤ大震災基金」に送金しました。山荘では引き続き募金活動中です。入笠山を訪れる皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

SNSでの登山情報の違和感を、最近強く感じます。FBのコミュニティーや登山記録集などの情報を鵜呑みにするようなコメントも多くやりとりされていて、とても危険に感じています。

ルートの状況をSNSから拾い上げて、それを全く精査せず鵜呑みにしてしまう登山者が多くなってきたように感じるからです。「アイゼンは必要ありませんでした」などのコメントは、その登山者が登った状況でたまたまそうであっただけで、すべての状況に当てはまるわけではありません。

私のFBの友人は、経年劣化でソールが剥がれた登山靴について、修理の仕方をやりとりしているコミュニティーに閉口していました。経年劣化でソールの剥がれたシューズは修理して使うべきではありません。

あるコミュニティーで装備の不備による遭難について「ネットで装備は調べられるのに」という書き込みを見たことがあります。ネットで登山の情報がすべて得られると思い込んでいるからでしょう。

また冬の入笠山では、私有地で管理地である立ち入り禁止区域にスノーシュー出歩いた記録が、堂々と登山記録のサイトにアップされていました。

登山とは本来、自分の経験値を上げて目的地に登り、無事に下りてくるゲームです。ですから、自分の経験値を実際の登山で上げることがとても重要です。最近、各地で登山の机上講習会がたくさん開催されていますが、山岳ガイド(というのにふさわしくない方もいますが)の案内で山を歩くほうが何倍いや、何十倍も経験値が上がります。

最近はSNSで知り得た情報だけで、山に登ってくる登山者が本当に増えました。

4月中旬に登った八ヶ岳・地蔵尾根も上部までストックのリングの跡がありました。ストックで登ってはいけないんです。どうしてかわかりますか?逆に、冬の入笠山はアイゼンなんか必要ありません。どうしてかわかりますか?それをSNSの情報ではなく、身をもって体験、しあれこれ悩み、自分の経験値を上げていくことしか登山技術の上達はありません。

山を登っている途中で、後ろの景色を度々振り返り確認することで、道迷いは格段に減らせます。私が北アルプスで登山を教わった、黒部の山賊の末裔のガイドの先輩に教わったことです。

北アルプスの稜線では、夏でもヘルメット着用が定着しつつありますが、歩く技術あるなしよりも、ヘルメットあるなしが通行手形にならなければいいなと感じるこの頃です。

風が強くて寒い!(5/13)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

台風が温帯低気圧に変わって、大雨とともに通り過ぎました。朝は雲が多いながらも青空が広がり、雲の切れ間からの朝日が綺麗でした。

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甲斐駒ケ岳も朝日に輝いています。

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今日は日中暑くなると、テレビの天気予報が伝えていました。関東では各地で30℃を越えたようですが、山の上は冷たい風が強く吹く寒い日になりました。

北アルプスでは、立っていられないほどの強い風が、稜線で吹いていたようです。入笠山はそれほどではないですが、風が強いので山頂を諦めた登山者もいました。

このように、地上の天気予報と山の上の天気は、大きく解離することがよくあります。安易に薄着で登ったり、雨具を持たずに登ったりすることのないようにお願いします。

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入笠湿原も緑が増えてきました。この階段の両側に一面のスズランが咲き乱れるのは6月に入ってから。もうしばらくお待ちください。

今夜は久しぶりに星空が見られたので、春の星座の勉強をしました。しし座〜おとめ座〜うしかい座の春の大三角を確認し、おおぐま座からからす座に続く春の大曲線も覚えました。明日あたり、スターウォッチング用の双眼鏡が届きそうなので、夜の星空の楽しみがさらに膨らみそうです。宿泊のお客様に貸し出ししますね。

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台風接近(5/12)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

台風6号が接近中。夕方には温帯低気圧になりましたが、温帯低気圧になったからって、勢力が衰えたわけではありません。後面から寒気が入り、さらに不安程度が増し、大雨をもたらすことも多いので引き続き警戒してください。

入笠山も15:00以降は雨が降り続いています。今は雨音が館内に響くような、久しぶりの強い雨になっています。

台風接近前には特異な雲がたくさん現れることが多いので、朝のコハダの散歩は山頂に向かいました。

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思った通り、いろいろな雲が現れていました。八ヶ岳との間に雲海が広がっていたので、

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雲の上を歩いてきました。

山荘に戻ると、朝日に照らされた庭がキラキラ輝いていました。

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こんな場所で朝のコーヒーはいかがでしょう?

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コーヒーは茜窯のカップでサービスいたします。

ジャズ・ライブ

こんなイベントも計画中です。

次のイベントは「三宅岳 写真教室5/30〜31」(5/11)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

今日はコーヒーカップを仕入れてきました。山荘で販売するコーヒー用のカップです。

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富士見町にある「茜窯」で焼いたカップ、入笠山に似合うものを選んできました。作ったのは冬の間、入笠山でスノーシューのガイドをしていた公文さんです。

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この庭から、入笠山がよく見えました。明日からはこのカップで入笠山のおいしい水で淹れたコーヒーをお出しします。お楽しみに。

5月の次のイベントは、

三宅岳 写真教室(5/30〜31)三宅岳写真教室 三宅岳写真教室(PDF)

写真と自然が好きな方にピッタリのイベントです。講師の写真家・三宅岳さんの写真は、自然と人を優しく写したものばかり。そんな三宅さんから、山を見る目と写真の技術を学ぶ絶好の機会です。まだ定員に若干の余裕がありますので、写真と自然が好きな方、どうぞお申込みください。スマホでは参加できませんが、JPGで撮影できるデジカメであれば参加OKです。

6月のイベント「第2回 目指せ北アルプス!登山の基本を学ぼう講習会」も参加者募集中。第2回登山の基本講習会 第2回登山の基本講習会(PDF)

どちらのイベントも

  • 電話 0266-62-2083または090-7632-5292
  • メール info@manaslu-sanso.com
  • お問い合わせ

から、お申込み、お問い合わせください。

現在山荘では日中に、このDVDを放映しています。

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マナスルの日、開催しました(5/10)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

5月9日は「マナスルの日」。昨夜はイベントにご参加くださいました皆さま、楽しい2日間をありがとうございました。

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7年前に70歳でマナスル8163mに登頂された古川さんのお話で始まったイベント。たくさんの写真とわかりやすいご説明で、アプローチから登頂までの苦労がとても伝わってきました。古川さん、ありがとうございました。

続いて夕食

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新鮮な地元野菜はとても評判良く、ビールにワイン、ウイスキーも飲み放題。賑やかな夕食になりました。宴会は日付が変わる頃まで続きました。

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一夜明けて、快晴の空の下記念登山

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山頂で浮遊写真のリクエスト

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大阿原湿原から

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テイ沢へ

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カモシカも現れました

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高座岩に寄り道

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高座岩からの大展望がイベントのフィナーレでした。

来年はマナスル登頂60周年、更に楽しいいイベントになるように準備したいと思います。今回ご参加の皆さま、本当にありがとうございました。

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昨日発売のトランピンvol.23「夏山の新定番Q&A」。いくつかのQuestionに私がAnswerを書いています。どうぞご覧ください。