3月末まで営業を自粛します(3/26)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

先日夜の東京都知事の会見に伴い、マナスル山荘本館の3月31日までの宿泊、ランチ、売店等すべての営業を自粛いたします。つまり、明日より3月31日まで全面休館となります。また4月前半の営業については週明けに対応を発表いたします。

小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和2年3月25日)

これに伴い、3/28のジャズイベントはキャンセル。すでにご予約いただいている方には山荘より直接ご連絡を差し上げています。急なことで誠に申し訳ありません。

山荘のお客様には医療関係者も多く、その方々から最近は医療崩壊が起きそうな危機的状況をお聞きすることが増えてきました。この状況を早く収束させ、GWあるいはそれ以降の早い時期に国内外が落ち着きを取り戻し、笑顔でお客様を受け入れられるようになることを切に望んでおります。

今回の知事会見にはあいまいな部分(週末だけ?など)も多く、SNSなどでは批判も多く見受けられます。が、感染者が急増している現在の状況は単純に見過ごすことができないと考えております。いまここで感染が拡大している方々が行動を自粛することで得られるものは日本全体として小さくはないと私は考えます。

「山での感染のリスクは低い」とはいうものの、私は元気だからとか、自粛ムードに飽きてきた、経済を回さなきゃなどということで人々が動き出すことを控えることが今は肝要と考えています。入笠山は手軽に登れる山であり、前回の3連休にはGW並みの登山者が集まりました。山荘も営業することにより入笠山に人が集まります(大した影響力ではないですが)。感染の広がっているエリアから、またそうでないエリアからも人々が集まることは、いまは避けなくてはいけません。

営業自粛はもちろん山荘の経営的には大打撃です。SNS上でも経済の破たんが叫ばれています。が、これは感染拡大を抑えるのと別問題で議論する必要があるでしょう。新型コロナ対策の経済支援も次々設けられ、私も銀行の金融担当者と今後の経営相談を始めました。経営者としては営業継続のためのあらゆる手立てを検討する必要がありますから。

毎朝スタッフは検温し、健康状態をチェックしています。いまのところ感染が疑われるスタッフはおりません。ちょっとした体調の変化にも対応できるよう保健所への連絡体制も確認しております。水の豊富な山なので、十分な流水で手洗いができます。営業施設なので消毒用アルコール、次亜塩素酸ナトリウム、手洗い用せっけんも常備して対応しています。宿泊予約も定員の半分とし、食事の席もスペースをあけて座れるよう配慮してきました。

しかし、受け入れ側がいくら対策を整えても、今の新型コロナの感染ステージはさらに上のレベルに達していると理解しております。そのためにはしばらく来ないでいただく対応が必要との判断に至りました。

長引く感染拡大と不況という結末を避けるためにちょっと我慢することをお願いします。厚生労働省の情報にすべて目を通してください。首長の発表する情報を気嫌いせず発言の意味を正しく受け止めてください。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議

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今日も一日が終わります。朝にはいつも通りの陽が昇るでしょう。

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