ただの私感です(4/30)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

山の遭難や山小屋荒しなどの批判や非難でいっぱいのGW登山界。いい加減うんざりしてきました。

批判でははありません、犠牲者や関係者を蔑む意図は全くありません。ただの私感ですから。

  • 東京に怪獣が現れて首都壊滅、ウルトラマンが登場し、ビルを倒しながらも怪獣退治。よかったよかったと喜ぶ市民。被害の補償は迅速に支払われるのかな?あの規模の被害補償の財源って膨大ですね。
  • 御岳山の噴火で残念ながらたくさんの犠牲者が出ました。なので私は噴火警戒レベルの30火山について、今後の登山はやめました。いまも平気で登ってる方いるんですか?
  • 槍ヶ岳山荘の遭難救助隊員時代、槍の穂先で落雷事故。すぐに救助してくれとせがむ同行者に、落雷が続いていることが理由で救助に行けませんでした。雷をよける手立ては持ってないですから。
  • 松本サリン事件で私の知人が無念にもなくなりました。あんな事件があったのだから長野県警の感染症対策は完ぺきですよね。コロナに感染したかもしれないなんてうろたえてないですよね。
  • むかし山のガイドやってた時代、お客さんと合流するため、荒川土手に車を止めて寝ていたら警察に囲まれました。「不審な車がある」と近所の住民に通報されて。それ以降車中泊はやめました、周りから見れば不審者ですから。
  • 泥棒対策のために夜間はレジの現金抜いてドロワー開けっ放しにしています。壊されると困るので。今回の営業自粛も敷地内の立ち入りを禁止してます。登山するなといっているのに頼られても困るので。
  • ディズニーランドに行って、けがや病気になっても救急車は来ないですよね。自分の楽しみで出かけているのだし、不要不急のレジャーだから。
  • 海洋プラ問題を重く受け止め、ペットボトル飲料の販売を今後やめていきます。まだ、ペットボトルで水の荷揚げしているところあるんですか?
  • 山は聖人君子ばかりらしいです。その昔、谷川の岩壁を登るためにキセルをしたりした人たちは、アルピニズムのかけらもないですね。
  • GWから山小屋にアルバイト予定だったのに、勤務できなくなって、そのうえ給料もらえていない人はいませんよね。

本来なら忙しくてバタバタしているのに、暇な時間がいつもより多いので、いろいろ余計なこと考えてしまいます。

山小屋勤務歴20年、民間山岳救助隊歴5年、山岳ガイド歴10年、会社経営10年、現在山小屋経営者としての私の思うところなので(重複あり)。

マナスル山荘本館は5月中旬からの営業再開を予定しています。政治的判断は今ちょっと不信感があるので、医療的な判断で対応いたします。条件はいろいろありますが、山に行けるような状況と条件を整えます。

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マナスルをおうちと思う人は、
#マナスルでStayHome

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ただの私感です(4/30)” に対して13件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    山登り趣味なんだけれど、非常事態せんげんが終了しても、山小屋に泊まる勇気は暫く持てないなあ。
    そんな中で山小屋の維持にもお金掛かるから行政の支援と寄付とかが期待されますよね。

  2. 匿名 より:

    サリンとコロナは全く別物です。

  3. ジョアン・エリス より:

    大学山岳部出身者です。1980年ごろから登り始め、現役の学生時代に国鉄上越線・土合駅での午前2時過ぎの下車が結果的にキセルになったと、自分を含めて思い当たる節がないわけではないですね。当時の山小屋(営業小屋であっても)と登山者の関係は今とはかなり異なっていたように記憶しています。虹芝寮や京大笹ヶ峰ヒュッテなど大学山岳部はそれぞれ小屋を持っていますので、お互いに泊まったり泊めてあげたりしていました。その後、営業小屋での滞在がだんだん不快なものとなり、ほんの一部の昔から知っている小屋(剣沢、七つ石)を除きもう30年ぐらい、日本の営業小屋には泊まっていません。
    大して登っていないオヤジ登山者の自慢話と夜のイビキが嫌なのです。宿泊料に比べて食事の質もお粗末だと感じていました。
    海外の登山では幕営地自体がかなり限定される場合が多いので不可避的に営業小屋に泊まっていますが、
    https://www.hosteriaelpilar.com.ar.
    のように、食事も素晴らしいし個室が基本の寝室もとても快適でした。
    2000年ごろから、日本では山ガールといった人々も入ってきて、ずいぶん登山が大衆化して、一般ルートがずいぶん混み合うようになってきたと聞きました。わたしは1990年代後半から2010年代後半まで、たびたび海外駐在で日本を留守にしていましたので、日本の登山状況の詳細を存じていませんが、これからは敢えて人が入らない山域・季節を探すしかないようですね。入笠山も2002年6月の梅雨入り前(レンゲツツジが素晴らしいですね!)に登ったのを最後に足を運んでいませんが、HPを拝見したところその後の時代に日帰りのマイカー登山者で荒らされていた模様。この国の人たちは流行ると一斉にそちらに流れますので、ロクなことはないのだと痛感します。(終わり)

  4. 平岩 茂男 より:

    山口さんご無沙汰してます。こんな状況で大変な事になりましたがマナスル山荘は守っていかねば!おっしゃる通り今は怪獣を倒すのが最優先になってますがめちゃくちゃに壊れた街は生き残った人がいる限り必ず建て直せる筈です!どこもかしこも経営が大変ですが必ず山を楽しめる日が必ずくると信じてこの1か月は辛抱してます。うちの会社も収入ゼロで雇用をいつまで守れるのか心配ですが、、。国の支援は信じられないので、三密にならないような対策で小屋を開けるしかないと思います!早く終息する事をお祈りしてます!マナスルのビーフシチューを食べに行きますので頑張ってください!

  5. 匿名で より:

    早くコロナが収束してビーフシチューが食べられるのを楽しみにしています。
    こんな状況ですが、あじくんの元気な姿は見たいので「今日のあじ」
    みたいなコーナー作ってもらえませんか?

  6. 荒木充衛 より:

    興味深く読みました。登山とバイクが趣味ですが、自粛を求められて鬱屈しております。3密は避けながら継続するべく振る舞いたいです。自己責任でやりたいです。決して医療機関に迷惑かけないよう注意を払い、レベルを落として行動したいです。適切な行動で経済弱者に思いやりしたいです。過剰な集団ノイローゼに巻き込まれたくないです。入笠山は行ったことないですが、今年必ずマナスル山荘を訪れます。

  7. 通りすがりの者。 より:

    TVで話題に出ないが今日もゴルフ場には人が沢山。
    なんでゴルフ場が営業して山小屋がダメ?
    私にはわかりません。
    5月中旬からの営業歓迎します。
    お国はお国を守る為には頑張りますが、個人までは守ってはくれません。
    山小屋が倒産しまくれば、コロナで死ぬ人はなくなるかもしれませんが、遭遇死する人の方が多くなると思います。
    なんでもかんでも自粛は反対です。ウィルスはなくなりません。ウィルスが消滅するまで自粛するのでしょうか?それまで耐える事はできるのでしょうか?
    山にはリスクは付ものです。でも、リスク以上に山には得るものがあると思います。
    激コミする夏の富士山の山小屋や秋の涸沢の山小
    屋となんでも同じにするのはどうなんでしょうか?状況に応じて対応するのも一案では?
    色々、言わせ頂きましたが、山が好きです。
    山小屋経営大変だと思いますがなんとか頑張って下さい。

    1. 匿名 より:

      ゴルフ練習場も山もどちらも不要不急の所なので、そもそも行っては駄目なのを、あなたはわかっていますか。
      私は入笠山の近くに住んでいますが、我慢して山には行っていません。
      人が移動する事が感染拡大の最大の原因なので、生きていく上で必要な事以外の外出は控えるのが、それぞれの努めではないでしょうか

  8. 自然が好き より:

    山小屋は
    完全休業でなくても、定員少なめに設定して完全予約制で、営業してもよいのではないかと思います。充分な感染予防対策はしていただきたいですが。
    山小屋は登山者の命を守る公共的な役目がありますので、経営ができなくなっては困ります。
    休業要請をするなら、行政の支援をしていただきたいです。

  9. 匿名 より:

    長谷村から行こうかな?
    何てね。

  10. 多摩太郎 より:

    こんにちは
    コロナ渦で日本 世界中がこのおばけと (足が観えいものはおばけ ) 闘っています。昨日も専門家がTVで、色々な意見を述べていました。どう観てもコロナの終息は厳しい状況のようでした。私の家から観える国道や、バイパス ( 東名に繫がる ) のマイカーの多さに、こりゃ駄目だと思うほどの多さです。さきほども県知事から自粛要請のメールが届いたばかりですが。。。
    自分だけは大丈夫とか、羅感していても無症状。。。こんな人が街なかなど徘徊し、広ろげているようです。
    GW山にも行けず悔しいです。。。でも我慢 辛抱しています。入笠山にも行きたいです。(泣)
    山口さんもどうか、お気をつけて下さい。。。! !

  11. 匿名 より:

    すずらん咲いたら写真だけても見たいです。

  12. まる より:

    はじめまして。
    いつか行きたいと思っていた山小屋です。
    私は山口さんの率直な意見が読めて嬉しかったです。
    個人的には、選べば登山は密にならないと思うし、自分の行き慣れた山、実力に見合う山なら遭難もないと思います。
    マナスルさんが懸命に密を避けて営業を続けようとした努力、恐れ入ります。
    水が豊富なので、一般的な山小屋よりは清潔を保てますしね。
    しかしながら、登山を愛する私でさえ、信じられないような遭難事故が相次いでいます。
    登山の印象がさらに悪くなります。
    ほんの一部の人のせいで山を否定する風潮は悲しくなります。

    コロナが終息したら一番訪れたい山小屋です。
    記事の更新ありがとうございました。

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