手洗いのススメ(7/13)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

雨が続いています。入笠山周辺では、雨による被害はありませんが、山の土壌は水分をたっぷり含んでいて、湿原では流入する水量が増えています。各地での豪雨による被害にあわれた皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。

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東京都での新型コロナウイルス感染症患者の増加が続いています。夜の街関連だけではないコロナ感染の広がりが起こっているようです。

入笠山では富士見パノラマリゾートの【『新型コロナウイルス』感染拡大防止対策について】やマナスル山荘の【新しい入笠山の生活様式】により、登山者の感染対策に取り組んでおります。

山荘の感染対策は「スタッフと登山者」「登山者と登山者」の飛沫や接触を防ぐことを主体とした取組で、そのメインの対策が『手洗い』ということになります。水の豊富な山だからできるとても有効な対策です。

ただ、最近山荘に来る登山者を見ていると

  • 手を洗わない
  • 手を洗ってくださいと伝えても嫌な顔をされる

とうい事例が目立つようになってきました。

手を洗っていただけない登山者の増加と、日々の感染者の増加報道は比例しているのか関連があるのかはわかりません。が、基本的なことを忠実に行うことで感染は防げます。また、飲食店はそれ以前から食品衛生法により感染対策は徹底されています(山小屋でも)。食中毒予防の基本はやはり手洗いです。山荘利用者だけではなく、山荘の敷地内に入るだけの方も水のある場所では手を洗うという予防の基本を行ってください。一度だけではなく何度でも手洗いをするということを実行していただきたいと切にお願いいたします。

また、これはグループ登山の方がほとんどなのですが、山荘の敷地内で休憩などで集まって大声で騒ぐというシーンもよく見かけますが、これは止めていただきたい。このようなグループの特徴として、手洗いする人としない人が混在したり、数人で館内に入って密な状態を作っていることが多いのも事実です。

マナスル山荘の「新しい入笠山の生活様式」は、各地から入笠山に登山で人が集まる場所であるということが前提の取組です。不特定の方が集まるリーダーの明確でない大人数のグループ登山は、家族グループや少人数のパーティより感染リスク(させる、する)が高いことをよく自覚して、山の上での行動を慎重に考えていただきたいと思います。

現在、山荘ではエリア別の利用制限はありません。東京でも大阪でもご利用の方は受け入れておりますが…

  • 風邪や発熱などの症状がある方
  • 居住地域での外出・移動リスクがある方
  • 職場や家庭で外出や旅行が認められていない方
  • 不特定のエリアから集まるグループ

は入笠山に限らず、登山や旅行は控えていただきたいと思います。

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私としては、新しい登山様式として、「集団で山で騒ぐことを楽しむ」から「少人数で楽しむ」「ガイドやリーダーの統率のもと楽しむ」スタイルが再認識されればいいと思っています。百名山ブームやSNSでの投稿で、山頂至上主義的優位性の発信が上位ポジションとなってしまった登山ですが、「山を知る勉強の場」として、景観、天気、地質、自然、生活、天文、歴史、文化などの「自分の山を学問として楽しむ」ことが登山の魅力として再認識されることを望んでいます。

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今夜からまた雨量が増えそうです。

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