ホテル マナスル(4/1)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

本日4月1日のフェイスブックの投稿見ていただけましたか?

マナスル山荘本館は「ホテル マナスル」となります。

いえ、エイプリルフールのネタ・・・だけではありません。

『ホテル』の語源はご存じですか?

「ホテルとは、旅をしている人や観光客に宿泊、食事、その他のサービスを提供する施設」(Wikipedia)

ホテルの語源はホスピタリティ(Hospitality)から変化して生まれました。旅人を手厚くもてなす施設という意味。病院(ホスピタル)も同じ語源といわれています。

その昔、山小屋の創業者たちは自分の愛したその山で、登山者をもてなそうと山小屋を建てました。いまでこそ、山小屋はその山の頂に立つための前進基地となっていますが、大正から昭和の初めに建てられた北アルプスの山小屋の多くが山での滞在を楽しむための施設でした。

マナスル山荘は1956年、日本山岳会隊がマナスルに初登頂したときに建てられましたが、創業者の想いは写真を見てわかるように、登山者をおもてなす『ホテル』と書かれた看板に現れています。

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昨年の新型コロナ感染症拡大により、山小屋の営業スタイルや経営方針は大きく変わることを余儀なくされ、その様式はこれからも続いていくことでしょう。

こんな時代にマナスルは何ができるか?と私たちが考えたときに思い至ったのは「原点」に帰ることでした。

『山での滞在を心より楽しめる居心地のよい山小屋』

まさにこれこそ本来の「ホテル」という場所だと確信しました。

新型コロナでいろいろなことが惑わされて一年がたち、GWから始まる新しいシーズンに向けて、私たちは「ホテル マナスル」の気持ちをもって山に来るお客様にホスピタリティの精神でお迎えしていきます。

「ホスピタリティ」とは接客の場面だけでではなく、人と人、人とモノ、人と社会、人と自然などの関わりにおいて具現化されるものであると「日本ホスピタリティ推進協会」に書かれています。

マナスルのお客様とスタッフの関係だけでなく、地域や山の自然やかかわる人々との間にも作られる関係性だとすれば、山小屋こそそのポジションにふさわしいのではないでしょうか。大袈裟ですが、山小屋に関わる全てが笑顔でいられるコミュニティの中心として。

「マナスル山荘」はそんな山小屋として存在していきます。

※「旅館業法」では、ホテル、旅館、簡易が区別されていて、マナスル山荘の営業許可証は「旅館」となっています。

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