登山靴について書こうと思ったのだけれど・・・(9/20)

入笠山の山小屋、マナスル山荘本館の山口です。

今日は未明から外が騒がしくあまりにも物騒な気配だったので警察に通報、お客様もいますからね。結果的に事件も事故もなかったのですが、あまりにも非常識な連中でした。おかげで寝不足です。目覚めの悪い朝でした。

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台風でお客様が減ってしまった連休、いまだ!とばかりに温めておいた登山靴についてのブログをたっぷり書いてみようと思いました・・・が、やっぱり台風でも連休はそれなりに仕事も多く(お客様と一緒に飲むのも含めて)途中で断念いたしました。

だって、書き始めたら本一冊できるくらいのボリュームになりそうだったので・・・書きたいことだらけで、いつまでたってもアップされないように思えたので。

以下、途中までの内容です。

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台風18号接近中。入笠山も昼過ぎから本格的な雨になっています。

今日は登山靴について語ろうと思います。きっかけはある投稿から。

この投稿に対して私の知人のドクターが「リスクを軽視した、とても危険をはらんだ記事である」と疑問を投げかけたことから。記事を書いた方も、記事中に登場するショップ店員も登山靴というものをまるで分っていないのではないか?。というのが正直な感想。この記事を読んだ方が間違った登山靴選びをしてしまうと思い、改めて登山靴について書いてみようと思いました。

1、登山靴はなぜあんなに固くて重いのか?

答え:『山を歩きやすいから』です。

重力に逆らって、背中に荷物を背負って、不整地を、長時間歩くということが登山の歩行。これを安全に効率よくこなすには固くて重いシューズが一番向いています。本文中にあるような『重くて窮屈だからこそ』です。窮屈と感じてしまうのはちょっと問題ですが、そこそこの重量があり、足にぴったりフィットする(子のフィットするという感覚が問題なのだが)登山靴が日本での登山という行為において選択されるべきシューズなのです。

固いソールは足を守るためですがそれだけではなくて、バランスよく不整地で立つことができるためでもあります。板の床と座布団の上ではどちらが安定して立てるか、固い板のうえであることは疑いのないところ。

単に固いだけではだめ。足指の付け根である関節部分に屈曲性があることも重要。

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この部分ですね。登山靴だけでなくすべてのシューズはこの位置の屈曲性が重要で、土踏まずからかかとまでのソールは固くてねじれないシューズが歩きやすくて疲れないシューズです。

このシューズは矢印のアーチの真ん中から曲がってしまうからダメなシューズ。いいシューズは赤い点線に屈曲ポイントがあります。

矢印が屈曲ポイントで点線の部分は固くてねじれない。これがすべてのシューズに共通する良いシューズの基本で、登山靴は特に大切。

ちなみに冬用のシューズはアイゼンの前爪で立つ必要があるので、ソールは全体に固くなります。その分、雪のない登山道での歩行が苦手です。冬用のシューズでも自分の目的とする登山スタイルに合わせてソールの堅さを選ばないと『歩きづらくて、足が痛い』なんてことになります。こんな足のトラブルを持っている方、けっこう多いかも。

次にアッパー。

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また続きは書こうと思います。

今日は風の強い一日。

日本気象協会tenki.jpより

日本海にある小さな低気圧がポイント。小さいけど冬季は悪天候をもたらすとても厄介な低気圧です。寒気を伴っているので、暴れます。入笠山も南〜西の風が一日強く吹き、空は冬を思い出すような色をしていました。

こんな時は劇的な雲が見られることがあるので陽の傾く時間を狙って山頂へ。

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もう少し西日があればな〜って思いつつ下山しました。

低気圧が通過するとさらに秋が深まっていることでしょう。山荘周辺の最低気温は6〜7℃になっています。お部屋にはファンヒーターがありますのでどうぞご使用ください。

23日(土)の天気が微妙ですが、『天気が悪い時はマナスルで飲み放題!』好評受付中です。


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